チェーンメール

こんなご時世になり
直接お会いできないのが寂しい限りです
　
今日もあなたへの想いを便りにしたためました

このやりとりも　もはや何度目でしょうか　
いったいどれほど繰り返せば　
わたしのことを信じてもらえるのでしょうか

あなたがわたしのことを信じてさえいてくれれば
わたしの存在価値は高まるというのに　　

想いというのは簡単には伝わらないものですね

今日も　明日も　この先もずっと
あなたはわたしのことを迷惑だと言うのでしょう

構いません
ですが　わたしは決して諦めません
形をかえてでも　またあなたの元に訪れます

こんな事を言って　
あなたのことを困らせているのは承知しています

ごめんなさい　

迷惑をかけるのが　わたしの性分ですから　

どうか　こんなわたしを許してください　　

想いの鎖は　なかなか断ち切れないモノなのです