【2022年最新 : ピアノ練習アプリ徹底比較】おすすめアプリを全部受けてみた
昔は、ピアノを始めるといえば「音楽教室に体験レッスンの電話をかける」のが最初の1歩でしたが、令和のいま、多くのひとは新しいもっとかんたんな方法で楽器を始めています。
それが、100%自分のペースで受けられて、しかも「近くに住んでる先生」じゃなくて「世界中から選んで、本当に、このひとだからこそ習いたい!!!先生」から受けられるオンラインレッスンアプリ。
コロナでどのレッスンアプリも軒並み利用者数が数万人単位で増え、テレビニュースでも連日取り上げられました。
この記事では、本当にまったく初めてピアノを始めるひとは、どのアプリで練習するのがベストなのか、料金やサービスの特徴などから比較して記事にしてみました。
結論
結論から言います。
安さを求めるなら、広告だけ我慢してしまえば0円で受けられるPerfect Piano
海外で1番流行っているアプリを求めるなら、Flowkey
評判のアプリ設計なら、Skoove
がおすすめです。
ただし、日本企業によるサポートがほしい方や、実際に裏側に先生がいたほうが安心という方は、アプリでなく通信教育や、カフェトークなどのオンラインレッスンがよいでしょう。
詳しく解説していきます。
料金面で比較してみました
まずは料金の比較から。
各アプリで1年レッスンを受けたときの比較です。
SkooveとYokeeピアノアカデミーは全く同じ料金に設定しているようです。
Flowkeyは少し、Simply Pianoは2周りほど安く受けられます。
ユーザー数で比較してみました
Skoove: 100万人以上
Simply Piano: 非公表
Yokeeピアノアカデミー:非公表
flowkey:500万人以上
Perfect Piano:非公表
SkooveとPerfect Pianoが海外で圧倒的に多く、ほかは非公表という結果に。
日本語対応面で比較してみました
Skoove:日本語非対応の部分が多い。お客さま窓口とは英語で会話する必要がある。
Simply Piano: 日本語非対応の部分が多い。お客さま窓口とは英語で会話する必要がある。
Yokeeピアノアカデミー:日本語非対応の部分が多い。お客さま窓口はイスラエルにある。
flowkey:日本語非対応の部分が多い。お客さま窓口とは英語で会話する必要がある場合も。
Perfect Piano:日本語非対応の部分が多い。お客さま窓口とは英語で会話する必要がある。
これはアプリで学習する場合の宿命ですが、基本的には中国やアメリカ、イスラエルなどで開発されているアプリで、日本の窓口は期待できない場合が多いです。
私も何度か問い合わせ窓口にスマホでアプリがうまく立ち上がらなくてお世話になったことがありますが、日本語で送ったものはほぼかえってこず、自動翻訳で頑張ってなんとか解決したりしました。
1年も習っていると、アプリのエラーが起きたときなど、確実に何かは問い合わせする機会があるので、かんたんな問い合わせメールくらいは英語で書けるというかただとより安心でしょう。
学習画面のデザインで比較してみました
Flowkeyの学習画面
手元が上、楽譜が下に表示されるスマートフォン二分割の形で、真似して弾いて受講します。
先生はいないため、手の映像を見ながら弾いていきます。
といったレビューも見られましたが、楽譜と手元を同時に小さい画面で見るアプリの設計上、避けられないことかと思います。
Skooveの学習画面
下の手元をみながら真似して実際に演奏すると、間違っている部分を上の楽譜できれいに指摘してくれます。
とポジティブなレビューが多く見られました。
リアルな口コミと感想で比較してみました
Flowkeyのここがオススメ!みんなのレビュー
一人での練習に向いていて、とても気に入っているユーザーの方です。
外国で開発されているアプリのため、日本の曲はほとんどないことだけ、人によってはひっかかるポイントですね。
Flowkeyのここは困った…みんなのレビュー
ピアノアプリはマイクで音をひろって、正解と判定されると先に進めて、間違いと判定されると元に戻されるようになっています。
マイクの反応がうまくいかないと延々と前に戻されるので、疲れてしまうひともいるようですね。
録音環境をしっかり準備できる方なら問題にならないかと思います。
Simply Pianoのここがオススメ!みんなのレビュー
スマートフォンと楽器をライン接続することで、うまくアプリを使いこなすことができたという皆さんも多くいます。
ぜひSimply Pianoを使う場合は、ライン接続設定を使いこなして、速い曲でもしっかり判定されるようにしましょう。
Simply Pianoのここが困った…みんなのレビュー
Flowkeyと同じように、端末のマイク環境がよくなかったり、大きな音でスピーカーから出してスマホにしっかり聞こえるようにしないと、正しく弾いたのに間違って弾いたと判定されて悲しくなります…。ライン接続の設定をしっかりやるか、またはピアノスタジオなどで、十分な音量と距離で使えるとベストですね。
難しくて速い曲になるほど、間違っている!と判定されてしまいやすくなるので、うまくなってきてちょうど課金したころからエラーが発生して困った…という方も多いようですね。
ほかに比べるべき初心者向けの通信教育・オンラインレッスンはある?
ピアノアプリでの受講を考えてこの記事を読んでいる方なら、きっと教室に決められた時間に通うレッスンよりも、自由な時間に好きな先生に習えるオンラインレッスンや通信教育が向いているはずです。
カフェトーク
英語のレッスンで定評のあるカフェトークですが、ピアノのレッスンも提供していて、とても人気があります。
エルパ
初めてのレッスン、どんな先生が来るのか不安なものですが、エルパなら先生が出張してくる前に事前におすすめの先生のプロフィールを確認できます。
フォニム
日本最大級のオンライン音楽レッスンサイト。大人のピアノレッスンのサービスも提供していました。
藤沢ピアノ音楽教室
コンクールで上位成績の結果を多数出している先生による、本格的なオンラインレッスンです。
まとめ
上記内容をもとに、1つのアプリに絞って使うことはなく、うまく用途にあわせてアプリやオンラインレッスンを使い分けるとよいかと思います。
一人の先生から習う音楽教室にはない、今っぽい楽しい勉強法ですね。
上記を参考に、お目当てのレッスンを見てみてはいかがでしょうか?