"It's A Beautiful Day"
私はQUEENがすき。
きっかけは、映画『ボヘミアン ラプソディー』。
映画が上映されていたころ、ネットや雑誌を開く度にこの映画の話題が載っていて。私は、何度も何度も目にすることばとか話題って、神さまからのメッセージだと思っているので、その時も映画にはまったく興味なかったけれど、「これは、映画を観に行けってことか」と受け取りました。
もう見事にはまって、二度目はIMAXシアターで観て、さらにDVDを買い、数年後にまた日比谷でやってたアンコール上映?みたいなのにも行ってきたし、QUEENのイベントがあればあちこち出かけるファンになっていたんですね。
ある時、コニカミノルタプラネタリアでもQUEENの映像作品が上映されたことがあり、それにいそいそと出かけていきました。
その映像の中で、表題の"It's A Beautiful Day"が流れたんですね。
短い曲なので、ぜひ聴いてみてください。
この曲が入ったアルバムは、フレディ・マーキュリーが亡くなった後に発表されているので、この曲はフレディが死を身近に感じながら日々を過ごしていた時期につくられたんだと思うんです。
私、この曲をその時はじめて聴きました。
It's A Beautiful Day
その時に、私は日々をこんな風に感じたことがあったかな?って思ったんですね。もちろん私には死って身近なものではないから、日々しなきゃならない家のこととか仕事のこととか、そういう現実的なことに向き合っているのだけれど、私も「It's A Beautiful Day」って思いたいって思ったのです。
そう思うためには、意識的に立ち止まるというか、現実から一歩ひいてみる感覚をもつというか。端的に言ったら、しみじみするっていうのがいちばん近いかな?
『しみじみ』を辞書でひいたら、「深く心に染みて感ずるさま」だって。
そう。深く心に染みさせる。
歌詞にもあるように、ときどき悲しくなったりすごく悪くなったりゆさぶられるけれど、”今日”っていうすばらしい日を喜びたいと思うんです。生きていることを実感するように生きていきたい。
だから、どんな今日も”It's A Beautiful Day”
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