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数字の困りごとを持つ人に優しいお店の工夫見つけました!

皆さんは買い物をする時、「30%引き」とか「5%引き」などの割引表示を見かけたことがありますか?
「安くなってて嬉しい!」と思う一方で、「いくら安くなるんだろ?」と、すぐに計算が浮かばないこともありますよね。
特にLD(学習障害)の一つである算数障害(ディスカリキュリア)を持つ方は、数字の理解が難しく、「%計算」が上手くできないことがあります。

今回の記事では、数字の困りごとを持つ方々に優しい工夫をしているお店を見つけたのでご紹介します!

%計算が苦手な人に優しいお店の工夫とは?

最近、私は「りんくうタウン アウトレット」に訪れた際、いくつかの店舗で見かけた素敵な工夫に気づきました。
そのお店では、商品の価格や割引率が明確に表示されているだけでなく、異なる割引率ごとに料金表が設置されていました。
例えば、「30%引き」と「10%引き」の場合、それぞれの割引後の価格を見やすく表示し、数字が苦手な方でもすぐに理解できるようにしていたのです。

販売価格(税込)から各割引率毎の金額が記載されている価格表
実際の店舗に貼られていた料金表の写真

商品の価格と割引率ごとに一目でわかる表が並んでいて、割引後の価格がすぐに確認できます。これなら計算が苦手な方でも安心ですね。

別のお店でも50%オフした価格を表示してくれていました。
又、お店によっては入店時に店員さんが各割引率毎の料金表が記載された用紙を渡してくれるところもありました!

このような工夫は、数字を直感的に捉えにくい方々にとって、大きな助けになります。
特に算数障害を持つ方々にとっては、割引率を頭の中で計算するのではなく、実際にどれくらいの価格に変更されるのかが一目で分かることが、買い物をより安心して楽しめる環境になっています。

まとめ

数字に困りごとがある方々にとって、数字の表記方法がちょっとした工夫で大きく変わります。このように、視覚的にわかりやすくしたり、計算を省略できるように配慮するだけで、より多くの人が安心して買い物を楽しめるようになります。
これからも、こういった優しいお店の工夫が増えることを期待しています!

皆さんも、買い物に行った際には、どんな工夫がされているかをチェックしてみてくださいね!

おとなLDラボでは、今後もLDの特性がある人にも優しい環境や仕組みを紹介していこうと思います!


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