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休校になったら親子関係が良好なった。⑤
先日、友人に誘われ津久井の八菅山にハイキングに行ってきた
カーンカーン、ザザー
強い風が吹くたびに竹林が甲高い音をだしてぶつかり合う
山の声帯があちこちにある雰囲気を醸し出している
夜までここに居続けたら、きっと人間に話しかけてくるだろう
少し歩くとアスレチックコースがぽつぽつとあり
飽きずに頂上までたどり着けた
いつもは抱っこをねだる小さな子らも
こういった自然あふれてる場所ではちょっと待って~
といっても前へ前へと走り出す
興味がわく、力が出る、笑顔がホンモノ、疲れ知らず
これが、本来こどもが持ち合わせてる生命力の源なんだろうと
あらためて驚いた
コロナ休校になってから、早くも3週間が経過した
この辺りで一度非日常のなかで生まれた日常をふりかえってみるとする
◎休校になっての良い変化はなんだろう?
・こどもが鼻歌を無意識にしてることがふえて
それを耳にするとなんとなく嬉しい
・朝はゆっくり起きられるので本来のロングスリーパー
リズムを堂々と勝ち取れる
・イライラと好戦的な態度や切れやすくなることが減った
これは級友から受けてる言葉のシャワーから離れているから
・時間割をじぶんで決めて一日のカリキュラムは自発的にきることがわ かったが、後半は手を抜くための「絵をかく」が増えてきた
・限られた時間にストレス発散をぶつけるスマホ依存や
オンラインゲームにガツガツすることが減った
◎学校がはじまることで不安におもうこと
・夜は21時に寝て6時45分に起こさないと行動が間に合わないので
少しづつ睡眠不足が蓄積
・基本的に明るく茶目っ気があるタイプだが、学校のある朝はお腹が痛く なり、頭痛がし、食欲がなく、生気のない表情になる
※とくに月曜日、6校時まである日
・友だちや先生も、ある人の前では‥などの立場の使い分けが出てきたこ とに傷つき戸惑いをもちはじめていて、信用できないと感じている
・バカ、しね、うざい、ぶん殴りたい、などの言葉
嬉しくないあだ名付けが男子のなかで常に飛び交っている状況で
やめたいと思っても刺激に反応し応戦してしまう
※自尊心が傷つけられたから、相手をよりえぐる行為
他のお友達もそんな感じにみえる
・宿題をなぐり書きで済ませて頭に入ってないのと
勉強して帰ってきたのになぜ学校が終わらないのか?
親子で漠然とイライラしている
・バタバタしたまま、布団に追い込み
HSCタイプには、寝るときにこそ優しい声かけが必要なのに
と自己嫌悪におちいる
◎学校も必要だと感じた部分
・自分が教わってたことが、いまでは古い型になってることがあり 自学と、家庭だけでは乗り切れない難しさも感じる
これからは特にそういった時代に突入する
・今回は理由あっての休校だったので、外遊びがおもうようにできないこともあるが生活のメリハリがうまれにくい
・よくしゃべり、かまってほしい傾向が強い子どもだと四六時中一緒はこ ちらも限界がきてしまい耳とかたむける大事な時間がどこなのかわから なくなる
書き出してみると、正直、以外に少なかった
とりえあず、いまは一人で静かにすごせる時間がほしい
noteに集中して書く時間もほしい
けれど、学校がはじまってみれば
ユウマさんと切り離されて
大切なものを見落とした、ひとり時間になるのかもしれない