デザインを学ぶにあたり大事なこと。/今後の抱負
これからデザインの勉強を始める私ですが、先日、複数回に渡ってその道の先生方による「デザインとは」「デザインに関わりながら、これまでどんな道を歩んできたのか」という講義に参加しました。
講義毎に書いたノートを眺めるだけでは惜しいので、ここに、メモのような感覚ではありますが、まとめとして書き記しておきます。
ここに書き記す基準は、下記のように設定します。
・「複数の先生が言っていたこと」を書くこと。
複数の人が言う即ちそれだけ大事なことです。
・「心が動いた」言葉を書くこと。
新たな発見や、自分も大事だと思うことです。
3月もそろそろ終わり、4月を迎えるにあたり、今後私はどんなことをしていきたいかについても考えていきたいと思います。
「その人らしさ」のある作品を作ろう
それはこだわりがあること。そのこだわりが、その人にしか出せない作品を生み出します。また、自分の経験を踏まえて、自分にできる表現をしよう。スキを突き詰めよう。
コミュニケーションは必要不可欠
少ない情報で、クライアントの思い通りの仕事はできません。クライアントがどんな作品を求めているのか、「何を」形にしたいのか、意向を確かめよう。そうでないと...例えばクライアントから「おまかせで!」と依頼されたデザイン。作品を作り納品すると、「これは思ったのと違う」と、手戻りが発生してしまいます。
どんなデザインにも意味がある
私なりに例えると、例えばフルタ製菓が販売している「生クリームチョコレート」。パッケージの上部に大きく「生クリーム」と書かれていますが、このフォントをよく見ると、まるで生クリームを絞ったようなフォントになっています。つまり、この商品のフォントデザインは、生クリームを絞ったような感じを出すという意味が込められたデザインだと私は思います。
会社におけるデザインの意味とは:デザイン(VI)は、CI(=会社とステークホルダーとのつながり)を成立させる要素の1つ。デザイン(VI)によりお客さまが商品を買うという行動(BI)する。更に、その商品を販売する会社の考え方(MI)をお客さまが知ることで、お客さまがその会社に対して信頼を持つ。このように、VI、BI、MIの3要素によりCIが成り立ち、お客さまと良い関係を気づくことができる。
デザインをやりすぎてはいけない。そのデザインと実際の商品とのマイナスなギャップが大きいとCIが成立しない。
今ある仕事は半分なくなる
仕事は変わり続けます。
自分の属性を知ること
自分は何が得意で何が苦手な人か知ること。デザインと一口に言っても、いろんな仕事があります。デザインと言ったらデザイナーというイメージが大きいのですが、それだけではありません。自分の属性を知ることで自分に適した仕事を知ることができます。
時代の変遷に応じてスタンダードは変わっていく
今のスタンダードは、ヒト中心に考えること。共感できること。
発信しよう
発信することで、人との繋がりが連鎖し、夢や目標を達成できる。
思考を鍛えよう
技術(使用するソフトの知識)以上に、思考を鍛えるのが重要。思考を鍛えるには、流れてくる情報だけに目を通すのではなくて、自分に合った情報を仕入れること。相手の言うことが100%正しいとは限らず、また相手の趣味嗜好が自分の趣味嗜好と100%と一致することはよほどでない限りないからです。
今後について
思考面においては、これまでの人生で多くのインプットをしてきて、タンクがあっぷあっぷしてきた感じがします。逆にアウトプットをする時、頭の中で思い描くイメージをうまく表現できないなと思うことが最近多いです。
なので、今後はアウトプットをしていきたいと思います。アウトプットでしか得られない学びが、そこにあると思うからです。
実際に、私は最近「Cocoda!」というWebのUIデザインを作り、投稿できるサービスを利用しています。UIデザイン作成ソフト(Adobe XD)を使い、アプリの画面を想定したサイズのアートボードに機能(例えばSNSだったら、ある投稿をお気に入りできる機能など)をデザインしていくのですが、どうも頭の中に思い描くイメージどおりに出来ません。アプリを使う側であれば「ここをこうしたらいいのに...ああしたらいいのに...」などと簡単に言えるのですが、作る側に立つと、作ることがいかに難しいかということを思い知らされたのです。
だから、今の私は、インプットよりもアウトプットをすべきだと思いました。
国にとっては新元号の元年であり、私にとっては、アウトプット元年です。(そろそろ新元号発表されますね...何になるんだろうなあ)
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アウトプットする時、よく襲ってくる感情が「ああ、思い通りにいかなかったし、このクオリティで出せないよ、、」という気持ち。
ですが、私の好きなあさぎーにょちゃんが言ってました。続けるにはクオリティなんか気にせず、出し続けるのだと!
また、イチロー選手は引退会見で言っていました。秤は自分の中にある。少しずつの積み重ねで、自分の限界を超えていくのだと!
おわり