初挑戦のクラウドファンディングで私が本当に得たもの〜街のクッキー屋が作る3年保存クッキー「おともクッキー」完成への道のり⑤〜
埼玉県北本市のクッキー屋「クル」の店主ナオです。
ここでは、街の小さなクッキー屋が長期保存可能なクッキー
「おともクッキー」を開発していくプロセスを包み隠さず記しています。
前回の記事では、初めての挑戦クラウドファンディングを支えてくれた仲間のことを書きました。
今回は、実際に寄付をしてくださった方々への想いを書きたいと思います。
初挑戦のクラウドファンディングの結果
クラウドファンディングの結果からお話すると、支援人数118人、1,125,000円のご寄付をいただく結果となりました!
200万円を目標にしていたので、金額には届きませんでしたが
私は何よりも118人の方が寄付をしてくださったという事実が
すごいことだな!!
と改めて感じていて、私がそのことをどう捉えているかをお話ししたいと思います。
ここまでの道のりで書いてきたように、
準備段階では大変なトラブルもあり、
そして初めてのクラウドファンディングへの挑戦。
クラウドファンディングに挑戦するには、ある程度製品になるという目処を立てておかなければと考え(お金いただいたけど製品になりませんでした〜では済まされませんので・・・)
製品開発
ブランディング、デザインの相談
長期保存可能かを調べるための加速試験ができる会社とのやりとり
クラウドファンディングに関しての手続き
などなどを並行して進め、
これらのことは年末にかけて準備していたので、お菓子屋さんは超繁忙期。
正直思い出したくないくらい(笑)大変でした。
あの時期は、もう自分の能力の無さに毎日失望していましたが、
今考えるとよくやっていたなあと
もう少し自分を褒めてあげたいです。笑
と、実はここまでのことは長い長い言い訳なんですが、
そんなこんなで、思ったようにクラウドファンディングの宣伝ができなかったんです。
思うように行かなかった宣伝活動
時間のこともそうですが、ドラブル続きなこともあって
大々的に宣伝するような自信がなかったのも、(今だから話してしまいますが)あるかもしれません。
今なら、堂々と「皆さんに早くお届けしたい!!」と自信を持ってこうやって記事を書いてシェアできますが
心のどこかに「本当に大丈夫なのかな?」という不安が足を引っ張っていた気がしています。
でも、だからこそ、この118名の寄付者さんは、それでも信じて寄付してくださった方、という認識が私の中ではあるんです。
うまく宣伝できなかった、ということは、「ゴリ押しされたから」とか「付き合いで」じゃなくて、「クルの活動を応援したいな」と自発的に思ってくださったと私は受け止めています。
反応が怖かったお披露目会で見たもの
8月に、北本市役所さん主催のイベント内で
寄付者さんに向けてお披露目会を行いました。
みなさん、今回の活動をどんな表情で受け止めてくださっているのか、
正直怖かったんです。
でも、そんな思いとは裏腹に、お越しくださった皆さんから
「楽しみにしています!」「応援しています!」
という言葉をかけていただき、
ここまでの大変さが全てチャラになってしまうくらい、
あたたかい言葉を直接、たくさんいただきました。
いつもきてくださるお客様もそうですが、
最近お店でお会いする機会が減ってしまった昔からのお客様や
オンラインで買ってくださっているお客様もたくさんいらっしゃり、
今までのクルの活動のつながりもしっかりと感じることができました。
お披露目と知らずに、置いてあったおともクッキーを見て
「あ、これ家に一つ置いておきたいね!」と購入しようとした方が本当にたくさんいて、
まだクラウドファンディングの寄付者さま用のご用意しかなかったので
「これはなんとしても形にしなければ・・・!!!」
と、武者震いのようなものを感じました。
本当に私が受け取ったものとは
初挑戦のクラウドファンディング、私にとっては
「118人のみなさんに背中を押してもらった!!」
というのが率直な感想です。
みなさんをがっかりさせられない!
みなさんが喜ぶのはどんなのだろう?
早く形にしないと怒られる・・・!笑
製品化に向かっていく上で、いつも意識していました。
これがなかったら、どこかで投げ出して諦めていた可能性はかなり高いです。
そのくらい辛かった。。
そして、応援メッセージを寄せてくださった
パブリシンクの林くん、
七宝作家の近藤健一くん、
アクセサリー作家のホリーさん、
クルのお客様の小山内さん、松澤さん
デザインまわりを伴走してくれたTREEの清水槙子ちゃん
人に頼るのが心底苦手で、自分でなんとかすればいいやっていう性格の私ですが
このクラウドファンディングはそんなことも言ってられないくらい
みなさんにぎゅーぎゅー支えてもらいました。
ここまでの、「後方支援」があったからこそ、
今こうやっておともクッキーのことを発信し、
販売まで向かえているのだと思います。
これからも、寄付してくださった皆さんからの「視線」(笑)を後押しに、
前に進めていきたいと思います。
次回は、「おともクッキー」のネーミングについて書いていきたいと思います!
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