読書の世界に浸った休日の過ごし方: ワイナリー見学で増えた身近な楽しみ🍷
4月に三島有紀子さん著の「ぶどうのなみだ」という小説を読みました。
大泉洋さん主演で映画化もされたので、ご存知のご存知の方も多いかもしれません。
主人公のアオが言った「俺は葡萄として一度死んで、こうやってワインとして生まれ変わる瞬間が一番好きなんだ。形を変えて生まれ変わる。」「再生の瞬間」という言葉がとても好きです。
実際にワイナリー見学をして分かりましたが、余りモノの葡萄で加工されるのではなく、大切に育てられて吟味された葡萄が持っている特徴を、何を抑えて何を引き出すか?を考えて生まれ直すワインは、なんだか人の生き方(自己の引き出し方と人生のやり直し)にも通ずるものがあるな、と小説を読んで感じでいました。
読んでからずっと、「ワイナリー見学に行きたい!」と思っていた私。
ゴールデンウィークに山梨県にある、[シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー」の見学へ日帰りで行ってきました。🚃
ワインのプロの方の案内で、地下セラー、Bセラー(大型ステンレスタンク)、Aセラー、フードルセラー(大型の樽)と、6種類のワインテイスティング、そして最後にヴィンヤードを見学させていただきました。
(※フードルセラーの写真はぼやけてしまったのでありません。)
メルシャンのワイナリー見学は日時限定の予約制です。
今回のツアーは午後2時からだったので、午前中はハーブ庭園旅日記さんでゆっくりしてきました。
「ぶどうのなみだ」の小説を読んでいなかったら、いつも通り、「このワイン美味しいね~。」だけで食事が終わっていたかもしれません。
ワイナリー見学を体験させていただいて、今後はワインをいただく時に、
今回のヴィンヤードの爽やかな情景と季節が脳裏に浮かぶと思います。
料理も楽しくなりそうです。
ワインの奥深さを感じて、まだまだ今回は一部ではありましたが、小説の世界を自分で味わう、というのは、心身共に最高の休日の過ごし方でした。
今後も読書の世界を体験できるそうな休日の過ごし方、どんどん計画していきたいな、と思っています。
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