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【旅記録】ルーブル彫刻美術館に行ってきた

先日、三重県のルーブル彫刻美術館に行ってきた。
三重県にパリのルーブル美術館みたいなやつがあるということで、その手のやつに目がない奥さんと一緒い行ってきたのだ。

本場 パリルーブル美術館の芸術を三重県津市で

ルーブル彫刻美術館は自然豊かな津市白山町に、フランスの美術、芸術を日本の人々に伝えたいという思いから、開館したようだ。

展示作品は、パリ・ルーブル美術館美術部の技術陣が作製した復刻作品で、実物より直接型取りしている為、大きさはもちろんの事、傷ひとつに至るまで実物と同じであるのが特徴で、作品的価値も高いものです。
また、フランス博物館協会を通じ一部「大英博物館」「メトロポリタン美術館」などの作品も展示しております。

公式サイトより

ルーブル美術館のレプリカなのだが、実物大なのでその迫力はすさまじい
ちなみに入館料は1500円だ

見どころ

個人的に一番の見どころは十一面千手千眼観世音菩薩だ
そう、ここは和と洋がごっちゃになったなんでも博物館なのだ。

そして吹き抜けのホール中央に鎮座している巨大な像がこれだ。


十一面千手千眼観世音菩薩

すさまじい迫力で、これを見るだけでも行く価値はある。

十一面千手千眼観世音菩薩 下から

千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している。観音菩薩が千の手を得た謂われを述べた仏典としては、伽梵達摩訳『千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經』がある。この経の中に置かれた『大悲心陀羅尼』は現在でも中国や日本の天台宗、禅宗寺院で読誦されている。

奥蓼科観光協会 ホームページより

多くの顔がある中で、正面の顔は穏やかだが側面にいくにつれて険しい顔になっていく。
そして背中に一つだけある顔が、正面の穏やかな顔からは想像できないような表情をしているのだ。
これは暴悪大笑面といい、悪や煩悩への怒りが極まって、それらを大口をあけて笑い滅する顔だという。これは邪気を笑い飛ばし寄せ付けない姿を表しているのだそうだ。

この表情も圧巻なので是非直接見てほしい

周辺も気になる

駐車場にあるカエルのオーケストラ
何を言っているか分からないと思うが、本当にカエルがオーケストラをやっているのだ


そして巨大な観音様が遠目に見える大観音寺も隣にある。(2000円の共通券を買えばどちらも見られる。今回我々は時間がなくてこちらは行けなかった)
巨大な観音像が、やや廃墟っぽいお寺の向こうに鎮座している。
廃墟や観音像が好きとい方は行ってみてもいいかもしれない


帰りは風力発電公園に

少し車で走るとここがある

多数の風力発電が間近で見れるスポットで、すごい迫力だった。
ルーブル彫刻美術館に行ったらその帰りに立ち寄ることをおすすめする。

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