ハードボイルドな夢

夢を見た。けっこうハードボイルドな夢。私にしては珍しい系。
なんかヤクザみたいな人たちとつるむのだ。
私は多分もともとワルではなかった(夢の中で)んだけど、ひょんなことからヤクザの親分と知り合いになる。その親分が國村隼さんだったと思う。これは「全裸監督」を見た影響かな。
それで最初は無理矢理されるのだが、私の脳みそもワルになって、いつの間にか組長(國村隼)の女みたいになってる。ただ國村隼は組長なので、色んな女とするのだが、あくまでも私がトップみたいな存在だった。
それで仲間同士でも裏切りとかあると容赦なく銃をぶっぱなして殺すというのが日常の世界だった。仲間じゃなくても敵は裏でどんどん殺すみたいな。それでなんか私も遺体を見たりするのに慣れて、なぜかその遺体を切り刻んで最後はスーパーで売ってるような鳥のもも肉とか胸肉の状態まで包丁で切ってた。何のためかは忘れた。
ある日新しい女たちが、私の時のように半ば騙されて連れられてくる。その中にいたのが宮崎あおいそっくりの女(というかもう宮崎あおい)で、瞬時にナンバーワン候補に躍り出る。ナンバーワンの座を取られそうな私の心情。國村隼は日頃から色んな女と寝ているのに、『あくまでもナンバーワンは私だから』というプライドと優越感が奪われそうになる。國村隼に対する気持ちは愛のようなそうでないような複雑な心境だった。ハードボイルド!
それで、ある日組のみんなで映画を観に行った(仲良し?)。なぜかその映画は途中でインターバルがあって、トイレに行こうとしたらかつての職場仲間でずいぶん親しくしていたnちゃんを見かける。nちゃんは一般の観客として来ていたのだが、昔と変わらぬnちゃんの姿だった。可愛らしくおしゃれなワンピースを着ていた。今nちゃんに話しかけても、きっと彼女はにこにことユーモアを交えながら明るく話してくれるだろうと思った。私もかつてはあんな暮らしをしていた。でも今は話しかけられない。だってもう私は別の世界にいるのだから。
そんな夢だった。

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