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1月14日(金)大雪


今朝からすごい雪。深々と積もる姿は
部屋の中から見ると美しい。朝から出勤の旦那はご苦労様ですと思うばかり。

雪の思い出は、やっぱり朝。
朝目覚める前に窓のところを少し開けて、お布団にくるまりながら外の雪を見るのが楽しみだった。私の住んでいた地域はあまり降らなかったので、余計にたまに降る雪はワクワクしたものだ。
朝ごはんを食べる頃になると、父が先に外に出ていて、雪兎を作って食卓に置いてくれた。ご飯を食べる頃には雪は溶けてなくなってしまうけど、朝のほんのひと時だけの特別な花飾りだ。

今朝も、まだ喋らぬ子供の為に雪うさぎを作る。久しぶりに触る雪は冷たくて。
上手く形が出来なくてかじかむけど楽しい。
作って見せたけどなんのこっちゃわからない子供。父もかじかみながら作ってくれたのかなぁと思うと、私もまた子供に作って見せてやりたいと思うのだった。

思い出は消えないし、物とは違う面白さや感動や悲しみや色んなものを与えてくれる。
物から得る思い出も大事だけれど、景色や季節の変わり目に感じる思い出を子供にはたくさん感じさせてあげたいなとも思う。

親になったときに、子供の時の記憶が思い出す。けして多くはないけど、一つ一つの記憶がまた自分の子供にはこうしてやりたいと思う気持ちにつながる。

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