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🇮🇹文法_第1章: 文法の予備知識

*注意

プロフィールにも明記してますが、ただの勉強用ノートみたいなものです。
ミスってたら教えてください。

1-1 文の構造

基本「主語+動詞+補語・目的語などの要素」

i. io sono Sarri. 私はサッリです
ii. Questo gelato è buono! このジェラートは美味しい
iii. Dove mangiamo? どこで食事する?
iv. Lui non è italiano. 彼はイタリア人ではない。
主語を略す事が可能
i. Sono Sarri. 私はサッリです

1-2 基本文系

i. Mario è studente. マリオは学生です。
ii. Antonio è simpatico. アントニオは感じがいいです。
上記2つの文の主語は、マリオとアントニオです。èは「〜です」「〜である」を意味するessereの変化した形です。動詞essereの次に名詞や形容詞が続いて1つの文が作られる。studenteもsimpaticoも主語を補語している。

iii. Nicolò lavora. ニコロは働きます。
iv. Giorgio legge un libro. ジョルジョは本を読みます。
主語はニコロとジョルジョです。lavoraは「働く」を意味する動詞lavorareの活用形、leggeは「読む」を意味する動詞leggereの活用形です。
un libroは「1冊の本」でleggeの補語で直接目的語の役割を果たしている。

v. Mauro telefona a Wanda. マウロはワンダに電話をします。
主語はMauroです。telefonaは「電話する」を意味するtelefonareの活用形
a は「〜に」の意味を持つ前置詞で、a Wanda「ワンダに」はtelefonaの保護で間接目的語の役割を果たしている。

vi. Marco regala una collana a Laura. マルコはラウラにネックレスを贈ります。
主語はMarcoです。regalaは「贈る」を意味するregalareの活用形です。
una collanaは「1つのネックレス」、a は「〜に」の意味を持つ前置詞です。
una collanaは直接目的語、a Laura「ラウラに」は間接目的語の役割を果たしている。

vii. Nagatomo chiama Taira amore. 長友は平をアモーレと呼びます。
主語はNagatomoです、chiamaは「〜と呼ぶ」を意味するchiamareの活用形です。Tairaはchiamaの直接目的語、amoreはTairaを説明する補語の役割を果たしています。

1-3 文の組み立て方(主語の位置・主語の省略)

主語 + 動詞 + 補語・目的語などの要素
Tu     sei     italiano. 君はイタリア人です。
否定形は動詞の直前にnonを付ける
Tu  non    sei     italiano. 君はイタリア人ではありません。
疑問文は文末に?を置くだけ。主語と動詞を倒置させる必要はない。
Tu     sei    italiano? 君はイタリア人ですか?
Tu  non    sei    italiano? 君はイタリア人ではないのですか?
話者の間で了解されている時、主語の人称代名詞が省略されることがある。
Sei          italiano? 君はイタリア人ですか?
Non  sei    italiano? 君はイタリア人ではないのですか?

例.フランチェスコを主語にした文は以下となる。
平叙文: Francesco è italiano.
 フランチェスコはイタリア人です。
否定文: Francesco non è italiano.
 フランチェスコはイタリア人ではありません。
疑問文: Francesco è italiano?
 フランチェスコはイタリア人ですか?
疑問文: E italiano Francesco?
 フランチェスコはイタリア人ですか?

Dove abita Francesco? フランチェスコはどこに住んでいますか?
Doveは「どこに」、abitaは「住む」を意味するabitareの活用形
疑問詞で始まる疑問文のとき、主語の後ろに置かれる。

Dove vanno Pirlo e Gattuso? ピルロとガットゥーゾはどこへ行くのですか?
vannoは「行く」を意味するandareの活用形。eは「〜と」です。

他の例
・(Io) Vado fuori per un momento. 少し外出します。
・Quando parite (Voi) per le vacanze? 貴方たちはいつバカンスへ出発するの?
fuoriは「外へ」、per un momentoは「少しの間」、per「の間」、un 「1つ」 momento「瞬間」、Quando「いつ」、pariteは「出発する」を意味するpartireの活用形。leは定冠詞、vacanzeは「休暇」を意味するvacanzaの複数形。()の中身は状況に応じて省略したり配置したりする。

<主語の強調>
動詞の後ろに主語を置いて、主語が強調される時がある。

Lo fai tu von calma. 君がそれを落ち着いてやるといい。
Cantano loro al concerto di questa sera. 今夜のコンサートで歌うのは彼らです。
主語の間で対照させる場合、主語を明示する。
Io preferirei la carne, invece lei il pesce. 私はお肉、彼女は魚にします。

anche「〜も」、nemmeno、neanche、neppure「〜さえない」、almeno「少なくとも」などの語に続く時、主語は必ず明示します。
Vieni al bar anche tu? 君もバーに来る?
Non capivo quella domanda nemmeno io. その質問をワイも理解できなかった。
Verrei che almeno loro provassero a protestare. 少なくとも彼らが抵抗を示して欲しいのだが。

接続法の活用において、動詞の活用形から主語が判断しにくい場合は、(例えば、接続法半過去のio,tuの時の活用形はどちらもfossiです)、主語を必ず明示します。
Mia madre pensava che tu fossi arrivato prima. ワイの母親は、君が先に到着したと思っていた。
Mia madre pensava che io fossi arrivato prima. ワイの母親は、僕が先に到着したと思っていた。

1-4 文と節について

節とは文をつくる要素のことで、主語+動詞からなる。
Io sono felice.  ワイは幸せです。

主語と従属節/目的節
Sono felice quando sto con XXX ワイはXXXと一緒にいる時、幸せです。
quandoは「〜の時」、stoは「いる」を意味するstareの活用形、conは「〜と一緒に」です。この文章は2節から成立している。Sono feliceが主節、quando sto con XXXが従属節(時を表す節)

Diletta dice che Zlatan ha comprato una macchina. ズラタンが車を買ったとディレッタは言っています。
diceは「言う」を意味するdireの活用形、cheは接続詞の働きで「〜と言うことを」、ha comprato「彼は買った」、na macchina「1台の車」です。
Diletta diceが主節、「che + 節」の部分はdiceの目的語になっている。
こういう時、cheに導かれる部分を目的節と呼ぶ。

このように主節に対してそれぞれの働き次第で、従属節、目的節、条件節など、様々な名称で節が呼ばれる。

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