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歳を取るということ

え!✖︎✖︎さんって○○歳なんですか!もっと若く見えるー、○○歳くらいかと、思ってました!

最近初めて言われて、ハッとした。

そうか。そんな歳に、なってしまったのか。そちら側に突入してしまった。

とうとう、気を遣わせる側になってしまった。まだ未経験であったその気の使われ方を、先日、初めて経験した。

そして、気を遣ってくれた未来ある若者は、若く見える、という言葉を、ポジティブな意味で使っているのであろう。その目には迷いがない。

しかし、若く見えますね、と言われた時点で、こちらとしては複雑なのである。

だって、わざわざ「若く見えますね」と声をかけるということは、それが当人にとって「褒め言葉」であると思っている、そして「若く」「見える」




ああ…

何をネチネチと細かいことを気にしているんだと自分でも嫌になってきた


最近気づいたけど、歳を取るというのは、見た目の変化や中身の変化もそうだけど、変わっていくのは自分より、周りの方なんだと思った

自分はずっと真ん中にいるけど、周りだけがどんどん変わっていくんだ

そして相対的に自分の立ち位置を思い知らされるんだな

そういう経験を経て、歳を食った実感を一つ一つ重ねていくんだと気付かされました。

若く見える、と言われたからと言って、舞い上がったらいけない理由も、同時に知りました。


歳なんてただの数字。数字なんだけど、数字だから、数字だなぁ。


意味を持たない数字の羅列かと思いきや、少しだけ意味ある。ほんの少しだけ。


でも気にしすぎはよくなくて、名前の横っちょについた、かっこの中の数字に恥じない行動を取れば、だれも文句は言えまい。堂々と構えていればよし。 






あー、美容クリームでもポチっちゃおうかな!?新しい化粧品でも買おうかなぁ!?

若く見える、だって!!嬉しいっ😆本当はめっちゃくちゃ嬉しー!!!!!!!






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