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俺がこうなるまで「卒業式編」

俺の名前はYR。
オトラボで、バリューを上げようとしている盲目の男だ。
前回は弁論のことを話して、俺は全てを正直に書くということを話した。

そんなことをしていると、もう卒業式になった

前にも言ったが、俺は高3の時中二病だった。
これも前言ったが、その時自分をなんと思っていたか。

「俺は神だ!!」 こう思っていた。

弁論の時も思っていたが、卒業式の時もそれは続いていた。
そんな頃に卒業式だ。

当然、神はみんなと違うことをやるものである。
みんなが思うことはわかる。
「お前は神じゃねーだろ。」
みんなはこう言いたいのだろう。
「そういうことを言ってはいけない。」
そして、もう一度言う。

「俺は神だ!!」

まあ というわけで、神はみんなとは違うことをやるものである。
そして、何をしようか考えていたら卒業式を迎えた。 そして、俺のやるべきことも決まった。
卒業式は、卒業生が学校を出るときにピロティーを玄関への道を通るのだが、その時に在校生のみんなで、花道を作り拍手喝采で、卒業生を送り出すのである。
卒業生は、みんなの花道を先生と手引きで歩くのである。

俺が卒業するときは違った。


というか、俺だけが みんなとは違う行動をとった。
その時、目の見える人は気づいただろう。 先生の手引きなしで、道のド真ん中を通り両腕を広げながらまるで、アイドルかスターのようにみんなの拍手喝采を浴びながら通っていく男の姿を。

そうその男というのが、この俺だ!!
神というのは、みんなにあがめたたえられるものである。

卒業式の花道

これほど拍手で送られ、神のようにふるまえる日はない。
これが、俺のやりたかったことである。
俺のやりたかったことは見事に成功したというわけだ。
俺はそういうことをやって、自分で思う。
(こんなことをする奴は 俺のほかには誰もいないだろう)と、 もしいるとしたら、会ってみたいものである。

まとめに続く。