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しごとえらび 第2回
仕事という物差しで話をする時、僕は基本「本業と副業」という2つの軸で話をする。第1回では僕の就活時代の話をしてきた。
しごとえらび第2回では、社会人1年目で副業を通して感じたことをご紹介。結論、僕は今は副業をしていない。趣味としてSNSやブログで発信することをしていますが、これは趣味として楽しんでいる。
大学時代にはライターとして独立すらも考えた僕が、副業会社員としてどのように打ちのめされたのか、ぜひご覧ください。
副業会社員を選んだ理由
大学4回生の8月まで、僕はライターとして事業主として卒業後は独立する。そんなつもりで親を説得していた。父親にその気持ちを打ち明けた時は本当に吐きそうなほど緊張した。
父からの回答は「今、独立して後悔しないか?」というもの。
僕の父親は高卒で好きだった車関係の会社に就職。以降、高校時代から連れ添っていた母と結婚し、そのタイミングでずっとやりたかった仕事である「溶接工」の道を歩み始めた。そして僕が生まれる頃には、個人事業主としてバリバリの溶接工、指導者になっていたのだ。
その父からの一言、「独立なんていつでもできるぞ」僕の挑戦を食い止める言葉じゃない、僕の挑戦の後押しをしてくれる言葉だとすぐにわかった。このことに関してはまた、別のコラムで紹介していく。
実社会を知らないを知らない教員の授業と同じほど、社会経験の少ないライターの文章には刺激がない。その理路整然とした父の言葉に僕は就職の道を選ぶことにした。
社会人1年目で副業ライター
僕は人材系の会社に就職した、その会社は通信業界への人材派遣で大手の会社だった。僕は販売スキルとコミュニケーションスキルの向上という目的を持って今の会社に入社した。
それと同時に、大学時代でジョインしていた会社を離れ、個人で仕事を取るようにした。副業ライターは自分が想像していたよりも厳しい結果となった。もちろん基本の生活条件が違うけど、勢いで独立なんてしなくて良かったと父に感謝したほどに。
・本業も基本クライアントワーク
・それでいて12-21という拘束時間
・通勤に1時間~1時間20分かかる
・なれない会社員生活と新しいクライアント
良くも悪くも真面目な性格の僕は、本業でも副業でもクライアントワークをして、他人に影響されすぎる生活の中に気づかず想像以上のストレスを感じていたようだ。
週7日クライアントに囲われる生活
副業ライターという選択肢は、人を選ぶと感じた。もちろん逃げた僕のポジショントークでしかないけれども。僕は僕が思っているよりも1人の時間を大事にしたい人種らしい。
コーヒーを飲みながら本を読む時間や、仕事について考える時間、映画を見る時間、これは僕が僕の力を出す為に必要なことなんだと思う。24時間誰かと一緒はたぶん相当心を許す人じゃないとキツくなってしまうんだろう。
「ライターって1人でできる仕事じゃないの?」
そう思う人もいると思う、確かにリサーチをしたり、構成を考えたり、文章を打ったり編集する時は基本的には1人だ。しかし僕たちライターは常にオンラインでクライアントとつながっている。これが良くも悪くもストレスだった。
仕事に意味づけをしてしまう習慣のついた僕は、本業のクライアントワークの時点で脳を酷使してしまい、夜も休日も副業のクライアントから来る締め切りや添削の通知に生活の時間を切り詰める必要があったんだ。
本業である販売員も数字という評価から逃げられない世界だ、副業のライターもクライアントがいる以上、納品するコンテンツの質だけではない多くのことで評価される。24時間眠っている間以外の生活を評価に追われて生きるのはとても苦しかった。
これからの道筋
ではもう副業でライターはやらないのか?というと今のところは考えていない。かつてどこかで大人が「好きなことは仕事にするな」と忠告していたことを思い出すけど、僕は好きなことこそ本業にしないといけない人間らしい。
だから、当面の間は気軽に転職活動?をしながら文章で伝える仕事を探していきたいと思っている。副業としてやるなら本当にクライアントではなくカスタマーのことを考えてコンテンツを作る自分コンテンツ発信で収入の幅を広げられたらと思う。
副業ライターとして活躍する挑戦は早々に終わってしまった。でも僕のライターとして活躍うる挑戦は終わっていない。今回は独立を考えた大学生が、就職してから副業を始めて木っ端微塵に打ちのめされた話をしたけど、こうやってnoteでコラムを書いているということは文章で伝えることは好きなんだろうなって少し自信を持ってみる。
第2回まとめ
https://note.com/otokubloger/n/nc1db0c47a96d
上記のコラムでも記述したけれど、現代は本当に可能性や選択肢に溢れている。まさに学生も会社員もマルチに働く時代だと思う。
副業は誰しもが触れられる収入の柱になり、副業から始めて独立、そして起業なんて優秀な人も多いイメージだ。ブログやYouTube、インフルエンサーなど自分のコンテンツで人を集めて広告費を稼ぐ人たちも毎日インターネット上で目にするようになった。
今回は僕の社会人1年目の記録を持って、どのような副業会社員1年目を送ったのかを紹介した。どうかこれからの副業会社員が楽しい気持ちや挑戦的な心持ちのまま、副業に取り組めるように心から願う。
でも何よりもまずは、自分のライフスタイルを大事にしてほしい。