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強迫性障害でも大丈夫


こんにちは。
いつも読んでくださる皆さんありがとうございます。拙い文ですが、夜職を経験しているからこそ伝えられる内容よかったら読んでいただけたら嬉しいです。


自己紹介のような分は深堀してnoteに書いていないのですが、私は精神疾患持ちです。父がアスペルガーを持っていて母も少し鬱気質があった為、やっぱりこういう疾患は遺伝するものかなと思う。

私が初めになったのは「強迫性障害」。今でも記憶にあるが7歳の頃に発症した。文にすると上手く伝わるか分からないが、発端は、まず小学校年生だったのでひらがなや感じを書くプリントの宿題をしている時に、全て書き終えた後に名前の欄を書き忘れてしまった。その時に普通ならただあとからその欄に名前を書けば良いが、私は全て1から消しゴムで回答を消し、また1から名前を書きプリントを埋める作業をしないと気が済まなかった。そうでもしないと、何か不吉な怖いことが起こるんじゃないかと怯えそうせざるを得なかったりした。

また階段を登る時に回数を数えなければいけなかったり、その段数が偶数でなくてはとか。お菓子を3つ食べるのはいいけど4つ目を口にしたら何か災いが起こるとか。

そういう何か起こってもいない事に勝手に脅迫されて気持ちや行動が縛られるのが強迫性障害だ。


実際に今私が、このnoteを書いてしまったら疾患が強くなってしまうのでは??と自分でも頭ではないだろうと何となく分かっているけど少し恐怖にかられながら執筆している。
でもそれより今は誰かの為になればいいなと思う。

なったことがない人には「???」な内容かもしれないが、とにかく自分の決まった謎なルールに外れると怖い。通常時はまだ「怖い」ですむが、酷い時は「従わなかったら誰かに殺される」くらいの内容が脳裏に浮かんだりする。


最初7歳の時に発症した時は、母が児童相談所に行ってだんだん分かってきたらしい。
今20代前半だと言うのにまだ治っていない。

精神科にも行ったが、この疾患は薬で抑えることができマシにはなるが、治る事はないという。


でも20代になってきて子供の時とは違った感覚があって、確かに「脅迫」されている感覚はまだあるけれど、「きっとそれをしなくても殺されたりすることは実際にはない」と頭の中では分かっている。


私がこういう感覚になれたきっかけは、1度自分のルールに従うのを強制的に1日だけでもやめたこと。最初は怖いし気持ち悪いけど、そうすると、「実際に災いが起きなかった」って脳が記憶するから、そこまで怖い脅迫の波は少し和らいだし落ち着いた。

これは本当に革命的だったので、今困っているけどどうしたらいいかわからない人や、パートナーやお子さんがなっている人は試して見て欲しい。


本当になった事ない人は未だ文を見て理解に苦しむ部分があるかもしれないのでもっともっと分かりやすく説明すると

よく小さい頃に横断歩道の白線だけ歩く〜!とか誰しも割とやったことがあると思うが、それをやってみた〜!の感覚だけではなく、それでもし黒を踏んだらもしかしたらこの後良くないことが起こるんではないか?死ぬんではないか?と脳が勝手にそう思わせてしまうのが、私たちが悩まされている強迫性障害と言うものです。


上記に書いたのは「強迫観念」でこの疾患にはまだ「強迫行為」がある。


これは経験談だが絶対そんなに汚れていなくて綺麗なはずなのに、手を何度も洗ってしまったりする。それで洗い過ぎて手がガサガサになってしまったことがある。でも辞められない。
これも強迫観念が含まれていて、しっかり何度も洗わないと何故かどうしても強烈に駄目な気がしてしまうのだ。これが観念からくる脅迫行為。

人によってその謎ルールや度合いが違う為、これは私の症状だけどきっと近しい感覚だと思う。


でもこの疾患の厄介な所は、よほどすごく重度でなければ普通に過ごしているように見える為、相手に理解してもらえないのだ。それに加えて説明するのも本当に難しい。

実際私が今文にしていても読者に伝わっているのかな?とあまり実感がなくて説明が難しい。



もしもパートナーやお子さん、身近な人がこの疾患があるのならどうしてこんな無駄なことや考えをしているの!と怒ったり馬鹿にしたりせず、理解しようとするのが助かると思います。

大人だったら心の奥底では無駄なことだと分かっていて、でも行動や考えが辞められない人がいると思うので、あまり深掘りせず、理解しているよと優しい感情を向けてくれるだけで救われます。


自己理解がまだな小さな子供に対してだったら、一緒にある程度付き合った上で、この行動をしないほうがいい事があるとしっかり形にして教えてあげるのが最良だと思う。もしかしたら子供のうちなら物心が深く着くうちに気付かないうちに治るかもしれない。


上記にも描きましたが1日その行動や考えを無理やりにでも辞めてみるのは、怖いけど介抱という意味ではとてもよくなったので、良かったら実践してみてください。


長文ありがとうございました。

今日も私の人生の話が誰かの役に経ちますように。

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