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大人になってダンスを始めてみた:初心者の成長の旅

ダンス(ヒップホップ)を習い始めて、約一年が経過した。
最初は運動不足を解消したいという理由だったが、
今では「どうやったらもっと上手く踊れるのか」を常に考えて踊っている。

一年間やってみて、上手く踊るには「基礎基本が相当大事だ」ということを痛感した。
これはダンス以外でも言えることだろう。

最初は「難しくてかっこいい動きをやりたい」と意気込んでいたが、
基礎基本ができていないので、細かい動きを再現できず限界を感じた。

これからダンスを始める方へのアドバイスとして
地道に「基礎基本を徹底・反復練習し、技の再現性を高める」
これを念頭において始めてみてほしい。
基礎基本を身につけることで、洗練された動きを表現することができる。
そして、いつの間にかどんな動きでも「なんかカッコイイ」という現象が起きる。

詳しい説明は割愛するが、
初心者は、以下二つは特に重要だと思う。

  • アップ、ダウン(リズム取りの一種で体を「上げる、下げる」動作)

  • アイソレーション( 主に、首、肩、胸、腰など体の1部を動かす動作)

これらの基本的な動きを体に染み込ませることが、カッコいいダンス(ヒップホップ)を踊るための第一歩である。youtubeでもアップ、ダウン、アイソレーションのやり方を視聴することができるので、一度みてやってみることをおすすめする。
※踊りのジャンルによってはアップ、ダウンをしないダンスもある。

SNSではかっこいい踊りがたくさん出回っているが、
彼等彼女等の大半は基礎基本を洗練させたからこそカッコよく踊れているのだ。

●基礎
意味:全体を支える土台やベースになる部分。
例:姿勢、柔軟性、体幹、リズム感、体力。

●基本
意味:物事を行う上での重要なルールや具体的な方法。
例:ダンスの種類やスタイルごとに特化した動きやルール、技術。

●応用
意味:状況によって変化させ、使いこなす。
例:技術をあらゆる場面で使いこなす。

基礎がまず作られ、それを元にして基本を学ぶ。
応用は、基礎と基本がしっかり身についていることを前提に、
それを柔軟に使いこなす、自分らしい表現を追求する。



筆者の基礎と基本の違いを明確に定義しよう。
基礎:アップ、ダウン、リズム感、柔軟性など、感覚的に身につけるもの(習熟・鍛錬)
基本:一般的にかっこいいと言われている身体の魅せ方や、どうすればカッコよく魅せることができるのか考え確認していくもの
(思考・他者との合意)

「基礎」は性質や素養、自主練習が当てはまる。「基本」はインストラクターに教えてもらうなどの客観的目線・アドバイスが必要になる。
ダンスを通して、「客観的目線」はとても重要なことだと再認識した。
このような気づきや学びは日常生活でも活かすことができる。

ダンス初心者方や始めてみようと思っている方も、
ぜひ、ダンスを通して運動だけでなく、自己表現・自己成長を感じてほしい。

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