見出し画像

ちっこい天使と風邪と

風邪をひいた。
仕事でもらってきてしまった。
私はこんなんでいて、保育士として働いている。
季節の変わり目だからか、風邪が流行っているようで。
いつもはほっぺがぷにぷに可愛い、ちっこい天使たちがゴホゴホと咳き込み始めてほっぺを真っ赤にしているので、「変わってあげたいくらいだ。」と思っていたら、なんとこちらも風邪をひいてしまった。
原因はわかっている。この前、「今、風邪ひいている、なう。」といったかんじのちっこい天使に遊びに誘われてノリノリで応じてしまった。
ちっこい天使からの贈り物にしては、かなり盛大なものをもらってしまった。
もう少し遠慮しておけばよかったかなと反省しつつも、「まあかわいいしな。」となっている。

そんなちっこいかわいい天使たち。私も、正直たまにイラッとする時はある。
ぽつり、愚痴をこぼしてしまったこと、たくさんある。
「そんな辛いならやめちゃいなよ。」って言われたこと、ある。
でもいつもおんなじ思考回路を辿っている。
例えば。
大人でも傷つくこと言ってきたり・・・でも、かわいいしな。目、くりくりさせてお話し聞くし。
声かけ、無視されたり・・・でも、かわいいしな。純粋だし。変なところに正直だし。
愚図って次の行動できなかったり・・・でも、かわいしな。結局頑張るし。
ごはん進まなかったり・・・でもかわいいしな。好物は効果音つくくらいお顔がキラッキラしてるし。

余裕がないと、「ああ!もう!なんでうまくいかないの!」となるけれど。
とにかくかわいい。やっぱりちっこい天使。この子達をいかなる理由があっても、誰も傷つけちゃいけない。と想う。
それが、親でも、お家の人でも、友達でも、私たちでさえも。
これ以上の愛という感情があるのかってくらいなんだけど、あってほしいと思う。
この、ちっこい天使たちには「私の中の最大限の愛」以上のおっきい愛を知っていてほしいと思うし、知らなかったとしてもいつか巡り合えるといいなと思う。
それに、人からそのちっこい天使たちに向けられる愛の大きさは、「私の中の最大限の愛」とは比べ物にならないくらいの計り知れないものであってほしいともおもう。

壮大な話になってしまったけど、ちっこい天使たちの風邪、早く治るといいな。
まっかっかなほっぺも可愛いけど、ぷにぷにほっぺには、やっぱり健康的な赤が似合うよ。



いいなと思ったら応援しよう!