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時間と青春とカオスと
今日は久しぶりに電車というものに揺られている
短大時代の友達に約1年ぶりに会う約束をした
短大卒業から10キロ太ったので、どうにかしようとメイクを厚塗りしていたら、家を出る時間がギリギリになって、全力ダッシュをしたけれど結局間に合わなかった。目の前で電車がいってしまったので、とんでもない強さの向かい風と鉢合わせになってしまって崩れた髪の毛と喉の乾きだけが残った。
気を取り直して、電車を送らせて1本の電車に乗ったら、高校生がたくさん乗っていて単語帳を広げて勉強してたり、部活の大きいリュックを背負ってたりして「青春」を感じた。テスト前に、慌てて教科書を読むけど頭に入ってこないあの感覚、部活の大会終わり弓を背負って電車に乗って友達と喋るあの感覚がよみがえってきて、ちょっとだけ戻りたくなった。当時は、テストも嫌で、部活も辞めたかったんだけど。その時には分からない幸せな気持ちってきっとあると思った。
私は行きの電車ではなんだか書ききれず、帰りの電車でも書くことにした。帰りの電車に乗る前、
幸せそうに話してる男女がいてちょっとだけ「いいなー、羨ましいなー、彼氏に会いたいなー」と思ったりした。なにしろ距離が遠いので言えないし、言わないけど。
少しの嫉妬(?)の気持ちをぶら下げたまま、乗った帰りの電車はお疲れ気味の人が多くて、寝てる人が多いけど、中には今から遊ぶんだろうなってグループもいたり。寝ている人が多くて静かなゾーンと、今から遊びに行くんだろうなーな人が楽しそうに話してるゾーンがそれぞれに別れてて、「カオス」。あれ、行く時は「青春」じゃなかったっけ。なんだか、違う世界に飛ばされたみたい。ここまで数時間の違い。
時間の力ってすごいね。本当にね。ね。
ちなみにちなみに、友達と飲んだお酒は美味しくて、たまたま1人の友達が頼んだピーチカルピスハイと、私の頼んだ「ブルーハワイカクテル」が、ちょうど反対色でKinKiKidsを思わせたので写真を撮らせてもらった。
いい時間だったな。
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