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上を向いてぽかん
小さな子供で、よく口を開けながら上を向いて、ぼーっとしている子がいます。
そんな子供に対して、
「口が空いてるよ!だらしない!」
と注意をする親御さんをお見かけしますが、そのぽかんとした時間、人間にとってはとても大切な時間なんです。
子どもの身体は敏感でかしこいので、その必要があって自然とぽかんタイムをとっています。
お客さんの首の可動域をチェックしていると、上を向くのが苦手な人がいます。
これは、頭が忙しい人の特徴です。
後頭骨のすぐ下、上頚(首の骨の上の方)に硬結という詰まりが出来ると、上を向くのがしんどくなり、可動域が狭まります。
施術で硬結を処理すると、頭の血行が良くなり、上を向けるようになりますが、そもそもの頭の忙しさを改善しないと、また同じことを繰り返すことになります。
頭が疲れている人は、同時に目も疲れていることがとても多いです。
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まぶたの上から眼球をさわると、かたく飛び出ていたり、おでこの筋肉もかたくなります。おでこにシワが刻まれている人で、おでこが柔らかい人なんていませんよね。
ドライアイだからといって、眼科に行って目薬処方されているようでは、ますます自身の涙で目を潤す機能は弱まります。
仕事上、多少は無理しないといけない場面がある人もいますが、目も肝臓や腎臓なんかと同じ臓器のひとつです。
症状は、「やすみたい」のサイン。
目の疲れには、いつもお話していますが『耳ひっぱり』と『愉氣』。
赤ちゃんのような柔らかさの耳を、保ちましょう。
施術をした直後、頭がすっきりしたり、目がぱっちり開いたり、調子はもちろん良くなります。その調子の良い状態が、スタンダードなご自分の身体です。
その状態を維持するのは、自分自身です。
お伝えしたことを素直に毎日コツコツやってみている人は、改善が早く、3ヶ月もあれば見違えるような表情、姿勢、弾力のあるお身体になります。
今日は、どんな空だったか。
上を向いてぽかんタイム、侮るなかれ
しばらくボーっと眺める時間をつくってみてください。