![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161462376/rectangle_large_type_2_63c3733ce8f14ae6e9659ab3c0c75a3c.jpeg?width=1200)
日々是整体〜手当てのコツと教室サードプレイス〜
最近は横浜日吉クラスに加え、遠方出張では兵庫、長野、名古屋などに行っていましたが、レポートを書いていませんでした。
内容の一部を、手当てのコツと共に記しておきます。
一度でもご参加された方、
教室や一回限りの施術をイベント感覚で受けるだけではなく、日々ご自身で習ったことをどうするかが肝心です。
なにかひとつでも、自身のからだと向き合うキッカケにして下さい。
セルフケア
□禅密氣功 〜背中全体を柔軟に〜
![](https://assets.st-note.com/img/1731315795-grqPbu3WxaCyVSs7OQm8TltA.jpg?width=1200)
丁寧に動かします。
![](https://assets.st-note.com/img/1731315795-ZiGEdrsfKaMU6Yy4Vbjc73O9.jpg)
□練功 〜左右差を感じ、氣を練る〜
□タントウコウ 〜足指1本1本まで意識〜
ペアワーク
□合氣上げ
〜腕力に頼らず、足のチカラを手に伝える〜
合気道ではおなじみの合氣上げですが、この身体の使い方は整体にも活かすことができます。
初心者の方は、腕力や指などの手先にばかりチカラがはいりがちです。手先のチカラではなく身体全身、特に土台となる足腰のチカラを手につたえると、楽にパワーが出せますし、腱鞘炎などで自身の身体を痛めることもありません。
そんな身体の使い方の練習です。
□骨盤の弾力の回復
〜 骨盤・手首足首・目の調整、愉氣〜
![](https://assets.st-note.com/img/1731316290-x0qjk9CwnFAPOTGp2zSaN3HW.jpg?width=1200)
圧のかけ方、ファーストタッチの大切さなど
実践を通して正確に検査が
できるように稽古をします。
![](https://assets.st-note.com/img/1731317927-1H5kNVcfFX7MTBWg8oKlRb3E.jpg?width=1200)
人の足首を回すのは
実は意外と難しいんです。
可動域、太さ、脚全体の重さを調べ
調整します。
骨盤周りがかたいからといって、骨盤周りや腰ばかりを揉んだりやわらげる。
しかし骨盤の弾力がかたくなる原因はなにも骨盤、その人のもともとの体質だけではなく関連する部位は他にもあります。
手首足首、目の偏り疲労をとると、骨盤の弾力が回復する、その手当てを実践で学びました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731316542-cCAG5qXBDi07KPsVvUMgTFdm.jpg?width=1200)
□肝臓の整圧・愉氣
〜肝臓のかたさ比べ、愉氣〜
普段食べたり飲んだりして、「肝臓がつかれたなあ」と体感できる方は少ないと思いますが、肝臓の疲労は肝臓自体のかたさにあらわれます。
わたしの肝臓はどのくらい疲れているか、触れて肝臓に聞く。
珈琲や甘いものを摂ったbefore,afterで肝臓がどう変わるかを比べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731318272-JbqHhP5eQtC8OSuTUYMVwDKx.jpg?width=1200)
珈琲やチョコレート菓子を
実際に食べて
before,afterを比べる。
外的要因でばから制限をかけず、
食べてかたくなったなら、
自身でやわらかいニュートラルな状態に
戻す術を身につけます。
かたくなったら、そのぶんニュートラルなやわらかさになるまで手当てをしたり、氣を通す。そんなケアを学びました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731316613-47uN6stcTnzbqDZGhX0vLEAg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731316613-hLJejDcB3bmSKu6lXIZTG07C.jpg?width=1200)
□合谷(手の親指と人差し指の間)
少ないチカラで刺激を伝えるためには、
『相手のスキをつく』というコツがあります。
頭、胃、腸の調整ポイントである合谷の調整というひとつの手技で
◾️相手との距離感を考える
◾️相手のスキをつくるために脇をあけさせる
◾️面ではなく点でおさえる角度
など、ポイントをしぼり、
効果の上がり具合をたしかめながら技の探究をしました。
野口整体をお仕事にしたい。
という方はごく稀で、基本は家庭で出来る手当てを学びたい。
という方がほとんどです。
仕事にする訳じゃなくたって、本気で技の上達ポイントに試行錯誤し、インプット、アウトプットを身体でする過程って、楽しいものです。
名古屋会場では、回数を重ねていらっしゃる方も多く、11月は二部制でしたので、通しでご参加された方々は少人数で特に濃密にお稽古できたのではないかと思います。
さまざまな背景の方がいらっしゃって、自然とお互いの身体のことが赤裸々に語れる。
どうしたら、お互い上達するか。
話すことが苦手な人もいますから、
相手を見て、配慮しながら、
□圧のかけ方
□氣の通りの良し悪し
□機能的な型の修正
□圧の方向性
□圧の抜き方
などのポイントを思いやりを持って伝え合う。
そんなやりとりも、整体教室の良さだと見ていて感じます。
家庭での役割、妻や夫、親であることや
仕事での役割、コーチや医師、介護士であることなど、
そういったラベルはとっぱらって、
お互いただ、生きている人として居られるサードプレイスとしての役割も、整体教室ではもち続けていたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731317662-1eCNjnkgIrBywvzq3S65iltE.png?width=1200)
https://www.noguchiseitai-takiguchi.com