【Shimane Cinema ONOZAWA】「えほんシネマ」開催!
初めての地方公演チャレンジ、映画館でコンサートします。
今回私たちは島根県益田市にある、Shimane Cinema ONOZAWA という場所で「ようこそ絵本の音楽会へ」を開催させていただくことになりました!!
関西を飛び出して、初の中国地方での公演です。
今回は、公演内容や演奏楽曲の詳細などを紹介していきたいと思います!
Shimane Cinema ONOZAWA とは?
島根県益田市にあるShimane Cinema ONOZAWA。
実は一度廃業した映画館を復活させようと2021年に立ち上がったプロジェクトであり、現在も益田市唯一の映画館として現在も映画の上映を行っているすごい場所なんです。
クラウドファンディングもやっていました。
プロジェクトを進めているのは和田夫妻です。
妻の更沙さんは益田市出身で東京に上京したのですが、Uターンで益田市に戻って活動を始めたようです。
益田市は「過疎」という言葉の発祥の地とも言われています。
地元からどんどん人がいなくなってしまうことに対しなんとかできないかと和田夫妻は考えていたようです。
そんな中で出会ったのが「小野沢」として地域の方々から親しまれていた、2008年に閉館をしてしまった映画館だそうです。
そして映画館の再建のためにクラウドファンディングを開始し、無事達成。
Shimane Cinema ONOZAWAとして益田市の方々に映画を届けています。
今回は、この映画館を使わせていただき、「えほんシネマ」というタイトルで、ようこそ絵本の音楽会への公演を実施させていただきます。
映画館でどんな公演になるんだろう、私たちもドキドキです。
今回読み聞かせする絵本について。
今回は3冊のとっておきの絵本を用意させていただきました。
どの曲にも、オリジナルの絵本にあった音楽がついていて、絵本をより楽しむことができるようになっています。
こ~ちょこちょ
1冊目は「こ~ちょこちょ」です。
絵本にあわせて「こ~~ちょこちょこちょこちょ!」
親子でスキンシップをとりながら楽しむことのできる絵本です。こちょこちょをされた動物たちは、どんな声で笑うんだろう…?
ピンクいろのうさぎ
2冊目は「ピンクいろのうさぎ」です
しろいうさぎたちの中に生まれたピンクいろのうさぎは、自分が周りと違うことを感じ自分の仲間を探しに旅に出ますが、、、
自分自身を認め、個性を受け入れることの大切さを教えてくれる素敵な絵本です。
おまえうまそうだな
3冊目は「おまえうまそうだな」です。
むかしむかしのお話です。山が「ドドド…」と噴火をして、小さなアンキロサウルスの赤ちゃんが生まれました。そこに大きなティラノサウルスがやってきて「ガォーー!おまえうまそうだな」
たいへん、食べられちゃう!逃げて!と思ったら、、あれ?
アンキロサウルスの赤ちゃんとティラノサウルスの心温まるお話です。
演奏する曲たち
アイネクライネナハトムジーク
弦楽曲の定番中の定番。「アイネ クライネ ナハトムジーク」とは、ドイツ語で「小さな夜の音楽」という意味であり、軽快で陽気な雰囲気を持つ曲です。1787年にモーツァルトが作曲し、4楽章から構成されています。今回演奏する第1楽章がもっとも有名で、明るく軽快なリズムが特徴的です。
きらきら星
「きらきらひかる~」でおなじみきらきら星は、星空に輝くきらめく星を歌い上げた、明るく楽しい曲調の童謡です。歌詞には、星に願いを込める子どもたちの心情が表現されており、懐かしく愛らしいメロディーは多くの人々の心を癒してきました。
今回は、会場みんなで一緒に歌いながら楽しみましょう。
タイスの瞑想曲
この曲は、フランスの作曲家、ジュール・マスネが1894年に作曲したオペラ「タイス」の中で使われた曲の1つで、ヴァイオリンの静かな雰囲気を持つ美しい旋律は多くの人々に愛されています。癒しのひと時を、どうぞお楽しみください。
トリッチトラッチポルカ
オーストリアの作曲家、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したポルカの曲です。軽快なリズムと陽気なメロディが特徴で、オーストリア音楽の代表的な曲の1つとして知られています。
今回は弦楽四重奏版なのですが、オリジナルの曲の魅力を残しつつ、より繊細で優美な演奏が可能なアレンジとなっていて、ワクワクしながら聞けること間違いなしです!
改めまして、今回は関西圏を飛び出ての初めての中国地方の公演になります。私たちの初めてのチャレンジをShimane Cinema ONOZAWAで開催させていただくことができ、感謝とワクワクの気持ちでいっぱいです。
コンサートを大成功させることができるよう、私たちも精一杯取り組んでいきますので、ぜひぜひご来場くださいませ。
(小出)