映画の話
今日は映画「スパイダーマン スパイダーバース」の話。
この作品は間違いなくこれから先のアニメというコンテンツを変えるほどの衝撃を与えてくれる映画だ。
この映画は、同じ次元には存在しないそれぞれの物語があるスパイダーマンたちが集結し、元の世界に戻るために戦うというのがおおまかなストーリー。
ん?と思った方も多いと思うが、スパイダーマンは一人ではない。
仮面ライダーにもジオウやビルドがいるように、それぞれの世界で様々なスパイダーマンが描かれている作品が沢山出版されている。
この映画の主人公はマイルス・モラレスという黒人の高校生で、彼もまた放射能を浴びた蜘蛛に噛まれ、スパイダーマンの力に目覚めるという感じで映画が進んでいく。(内容はネタバレになるのであまり触れないでおく)
この映画の面白い点は、アニメ、漫画、3DCGが一つの画面に凝縮されている点だ。
アニメは声があり原作作品を忠実に再現でき、漫画には見開きや文字で表現できるダイナミクスがあり、3DCGは画面の中で僕たちの世界と同じように立体的な表現ができるといったそれぞれに特徴や強みがあるが、この3つの表現形態が一つの作品になるって、聞いただけでもうワクワクしてしまう。
3Dキャラクターが吹き出しを使って喋っていたりと、今まで見たことのない世界がスクリーンに広がる。
次回は音楽の話をお楽しみに。