
#01 手帳ライフをエンジョイ
1.はじめに、このテーマを書こうと思ったきっかけをお話します。
2.次に「手帳」とはいっても、色々な用途や使い道があり、いざ導入検討したとき、どんな種類があって、どんなツールがあって、どんな運用方法が自分に合っているのか、それによって選定基準も変わってくると思うので、一般的なメインの使い道となる「スケジュール管理」の視点から掘り下げて、解説していってみたいと思います。
それを踏まえたうえで「3.手帳に求めること」「4.手帳の種類」「5.私流の工夫」についてお話し、「6.おすすめ手帳」の紹介をして、締めたいと思います。
1.はじめに
今週で10月も最終日となり、2024年も残り2ヶ月となりました。
毎年、この時期になると私は本屋さんや文具屋さんに立ち寄り、
来年の手帳コーナーを見るのを楽しみにしています。
ですが、近年はリモートワークが多くなり、仕事帰りにフラっと見て帰るといった機会も減り、毎年使い慣れた手帳のリフィルを継続して使うようになったので、オンラインで注文する方が多くなりました。
毎年、さまざまなタイプの手帳がラインナップされて、使い勝手の良い手帳が次々生み出されています。
「もっとこうだったらいいのにな~」と思っていたら
そういう商品が出ていたり
「ここが使いにくいな~」と思っていたら
改善されたものが出ていたり
常に新しい発見があって、まさに「手帳売り場はインスピレーションの宝庫」です。
なんとなーくで手帳を選んでる人も、ちょっと立ち止まって、
「なんか手帳について熱く語るやつおるやん」くらいに、読んでいただければと思います。
2.スケジュール管理ツールの1つ

手帳とは、そもそも、どんな目的で使ってる?という話ですが、
「スケジュール管理をするためのツール」として手帳を使っている、
という前提があると思っています。
手帳を日記のように使ったり、そのほかの用途にしている人も、少なくないと思いますが、まずは、メインの用途としてあげられる、「スケジュールを管理するためのツール」という視点で考えてみたいと思います。
スケジュールの管理方法は、手帳以外にもあるわけで、
そもそも、ツールが「手帳」である必要はないかもしれないわけですね。
もしかしたら、あなたにとっては、今あなたが使っている手帳より、
他のツールの方が、あなたにとってはもっと便利かもしれません。
色々な可能性を考えてみましょう。
3.手帳に求めること(用途・目的)
スケジュール管理ツールとしては大きく2つに分けられます。
手帳やカレンダーに書き込む「アナログ派」と
パソコンやスマホアプリに入力する「デジタル派」。
それぞれを採用する理由としては、主にこんな感じでしょうか。
アナログを採用する理由

手書きが慣れている
書く作業でスケジュール自体を覚えられる
デジタルデトックスの一環
カレンダーを見える所に貼り付け、家族間で共有
データだと(ワンボタンで)うっかり全消しが心配
デジタルを採用する理由

家族間や他者と、アプリ上でスケジュール共有できる
アラート、リマインド通知ができる
手荷物を減らし、スマホしか持ち歩かないため
月間、週間、1日と切り替えて見れる
データであれば物理的紛失する心配がない
私もそうですが、webの仕事だったり、リモートワークだったりすると
業務に関係するスケジュールは、ほぼデジタル(Googleカレンダー)を使いますし、プライベートの予定もアプリで一括管理できるので、デジタル活用するケースが多くなってきているのかなと思われます。
なので、断然デジタル派だと言う方には
手帳などのアナログツールは、無縁になってきているかもしれません。
かくゆう私も、数年前に「スマホがあるし、もう手帳は要らないかも」と
思い、手帳を購入しなかった年がありました。
無くなって気づくこともあるもので、「手帳や、カレンダーに、何を求めてたっけ?」という疑問がわいたので、その点を仕分けていきたいと思います。
何を書き込む?過去→現在→未来
手帳管理、アプリ管理、どちらであっても、具体的にどんなことを書きこむか?というと、以下3つに分けられると考えます。
予定の管理(未来)
タスク管理(現在)
日記や記録(過去)

スケジュールや予定の管理は「未来」のことであり、
今日やることを箇条書きにしたり、今日完了したことにはチェックを入れたりして、タスクを管理するのは「現在」のこと。
最後に、あった事、思った事を書きとめたり、子育て中なら赤ちゃんの飲んだミルク量や排せつについて記録したりするのは、「過去」のこと。
といった、3つの用途があり、自分が特にどのシーンで活用したい、併用したいのか?によっても、適した手帳のタイプは異なってきます。
4.手帳の種類(手段)
手帳の種類についてですが、ざっくり7タイプに表にまとめてみました。

マンスリータイプ
ガントチャートタイプ
週間バーチカルタイプ
週間レフトタイプ
週間ホリゾンタルタイプ
週間ブロックタイプ
1日1ページタイプ
MAX1日1~2個の予定の人は月ごとマンスリータイプ→1、2
1日に複数予定がある人は、1週間見渡せるタイプ→3、4、5、6
予定だけでなく、日記のように1日ごとたっぷり使いたい→7
といった感じでしょうか。
自分がどのくらいの分量の情報をアウトプットし、
どんなタイミングでインプットするのか、
きちんと把握し、フォーマットを選ぶことはとても大切です。
自分に合ってないものを選んでしまうと、枠内に書ききれなかったり、ヌケモレや勘違いを引き起こしてしまうので、ここの選定は慎重にすることをお薦めします。
5.私流の工夫
私は、前述した↑種類でいうところの「3.週間バーチカルタイプ」をずっと愛用しています。縦並びより、カレンダーと同様に月火水~を横並びの方が、曜日感覚がしっくりくるんです。同じような感覚の方には、ぜひバーチカルがお薦めです。
こだわり①my手帳

毎年秋にレフィルだけ買い替えて、継続して愛用しています。
幅11cm×高さ13cm、厚み2.2cmで、小さなハンドバックにもしのばせれるサイズなのが有難いです。また、ノック式フリクションがジャストフィットする「ペンキャッチャー」が付いてるのもお気に入りポイントです。
ちなみに、私は予定しか付けない派で、タスクは付箋をちょっと貼るだけなので、このくらいのサイズ感・分量でちょうど良いです。
こだわり②家族間
仕事のスケジュール管理はGoogleカレンダー◎
個人のスケジュール管理はGoogleカレンダー&手帳で◎ですが、
残るは家族間のスケジュール管理と共有で、悩ましい課題がありました。
なんと、家族内にGoogleカレンダーを使いこなせる人がいない・・!
家族それぞれスマホは持っていますが、もっぱらLINEやYoutubeを見る程度で、カレンダーをチェックする習慣がなく、新しく教えても慣れるまでに時間がかかるし、本人たちへの負担が増えてしまいます。
母は70代で、息子は小学生で、夫はGoogleアカウントのパスワードを忘れてログインできず‥道のりは途方もないものでした。

そこでひらめいたのが、
ホワイトボードタイプの、アナログカレンダーです。
家族全員、冷蔵庫は毎日開け閉めしますし、必ず視界に入るので、色々試した結果、冷蔵庫に貼り付けるのが一番効率が良かったです。
月のはじめに日付を書き換え、家族が各々の予定を書き込みます。例えば、
・ヤクルトの訪問日変更
・息子の早帰り
・夫の出勤日
・歯医者の予定
など。
いつも口頭で話すだけで、「言った言わない、聞いた聞いていない」
でトラブルが頻発していたのですが、ホワイトボードカレンダーのおかげで、共有事項がしっかり周知できるようになりました。
6.おすすめ手帳
さきほどのバーチカル手帳もお薦めですが、、、
てんのしごと道具店さんのヨコナガノートは私の気になるグッズの1つです。ノートPCより手前に広げたまま、仕事も捗りそうだなぁ~と思ってます。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか?
スケジュール管理ツールといえば
デジタルかアナログか?程度に考えがちですが、
本当に大切なことは
「スケジュール管理やタスク管理が、ヌケモレなく行えること」
使いやすさは人それぞれですが、
両方のいいところを理解した上で
「イイトコ取りをしながら、充実した日々を送れるライフハックに」できたらいいのかな、と思います。
最後になりましたが、ほぼ日手帳さんのウェブサイトに、いろんな人の「手帳の使い方紹介」があります。物書きさん、イラストレーターさんの中には、こんな使い方してる人もいるんだな~と発見もあるかもしれません。
よかったらご参考ください。
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