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オトガイ神経麻痺(下歯槽神経麻痺)が治るまでPart1

親知らずは早めに抜くべき。
と、昔から聞いていたものの怖くて放置することxx年。

小学生の頃、私は親知らずを抜いた周りの子に「痛かった?」と聞いて「痛かった…」と返される度に一生抜かないことを決意していた。
中には「気持ちよかった」等と言う猛者もいたが、一体彼の身に何が起きたのかと今になっても不思議に思う。

さて、今回私は逃げに逃げた親知らずの抜歯をしてオトガイ神経麻痺となった。
長らく逃げ続けてきた親知らず抜歯と、この歳になって向き合う羽目になるとは思いもしなかった。
抜歯理由は親知らずの虫歯。
地元の歯科でレントゲンを撮ったところ
「親知らず横向いてる。ここでも抜けるけど、大学病院行ったら静脈麻酔で痛くなく記憶もなく抜ける。どっちがいい?」
と聞かれたので軽い気持ちで大学病院行きます。と答えた。
近所の歯科大への紹介状を書いてもらい、後日直接持っていった。

大学病院では研修の人に問診を受けてまずは左側の上下を抜くことになった。
その後、レントゲン撮影、心電図、血液検査をした。
CT等の検査は無かった。
その後日、抜歯担当医と顔合わせをした。
口腔外科担当医は年齢不詳の女性だった。
麻酔担当医はまだ若かったため、上の人と2人での担当だった。
余りに怖がっていたせいか担当医全員に生暖かい目で励まされた。

抜歯当日。
逆に恐怖感無く抜歯に向かった。
静脈麻酔も嘘みたいに秒速で効いた。
2度ほど目が覚めて、顎が器具で固定されていることやドリルで削られているのが分かった。
でも秒速で寝たので何がどうなっていたのかは不明。
1時間半で抜歯は終わった。
その後はダバッダバに出てくる血との戦いだった。

麻酔が切れた際に舌にビリビリしたが1時間程でおさまった。
舌がビリビリして麻痺する症状は聞いたことがあったので凄く怖かったのを覚えている。
その後は抜歯跡が痛すぎた。とにかく痛すぎた。
この時、全然麻痺は感じなかった。
とにかく血が止まらなくてビビり散らかしていた。

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