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映えます。マラッカのチキンライスボール。

マラッカの中心部、ジョンカー通りで食べるチキンライスは、ご飯がまん丸。そのため「チキンライスボール」とよばれている。

なぜまん丸か。それは「見た目のインパクトのためです」と「和記」の店主タンさん。「和記」とは、朝から行列ができるジョンカー通りの人気店。なんでも60年前、天秤棒でチキンライスを売り歩いていた先代のお父さんがチキンライスボールを考案したそうで、理由は目立ちたかったから。

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これが「和記」のチキンライスボールだ。メニュー化した当初は、にぎりこぶし大(まさにおにぎり!)だったが、食べやすさなどを考えて今のゴルフボールサイズに落ち着いた、とのこと。

さて、このチキンライスボールの現地の食べ方(といっても大したことはない)を説明しますと、ライスボール=おにぎりなので、つい手づかみしたくなるがそうではなく、ご飯を自分の皿にとって、上からスプーンの背で押してながらほぐし、チキンやチリソースを混ぜて食べる。

つまり、結局はほぐす。だったら丸くしなくてもいい……のではなく、見た目のインパクトって大事なのだ。だから丸い方がいい。そしてたしかに、タンさんのお父さんの思惑通り、チキンライスボールはマラッカの名物になった。それってすごいな。

さて。この「チキンライスボール」、現在開催中の西武渋谷店A館8階の「偏愛食堂」のディナーメニュー(15時~20時LO)に登場している。

半羽(2,200円)と丸鶏(4,000円)の2つのメニュー。どちらも現地スタイルで、骨付き、ソースは3種(これは現地より多い)、肉質しっとり、量はたっぷり。期間限定3月29日(月曜)まで、持ち帰りもできる。

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ということわたくし、駆け込みます。28日(日曜)夕方か、29日(月曜)13時ごろ16時ごろまで店にいますので、見かけたら声をかけてください。

ちなみに、ゆで鶏にかかっている胡麻油風味の醤油ソースもおいしいんです。だから、ソースはトータル4種。贅沢ばい。

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