私の好きな絵本
こんにちは。音です。
皆さん、「大好きな絵本は何ですか?」
私の好きな絵本は「くまのコールテンくん」です。
作品情報
作品名:くまのコールテンくん
ドン・フリーマン(著) 松岡享子(訳) 偕成社 1975年5月
内容
主人公の女の子が、デパートのおもちゃ売場のくまの人形を一目で好きになり、自分のお小遣いをもって買いに行きます。女の子とクマの人形との心のふれあいを描くストーリーです。
ドン・フリーマン
1908年、アメリカのカリフォルニア州生まれ。1978年2月没。高校卒業後、ニューヨークに出て、絵の勉強をする。劇場案内の絵やポスターを描くうちに、絵本づくりの魅力にとりつかれ、多くの絵本を残した。代表作に『くまのビーディーくん』『にんぎょうのくに』がある。
松岡享子
1935年、神戸に生まれる。神戸女学院大学英文科卒業。1960年、慶応義塾大学図書館学科を卒業の後、渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤める。帰国後、東京子ども図書館の仕事や児童図書の研究・創作・翻訳にと多方面に活躍。絵本の翻訳に『くまのビーディーくん』などがある。
なんで、この絵本が、こんなに好きなのか…。
もともと(というか未だに)、クマのぬいぐるみとかが大好きです。
でも、そのくらいしか理由は見当たらない。
なのに、ずっと忘れられない絵本。
だから、良い意味で、「良さ」が語れないんです。
何が好きとか、ここが良いとか。
漠然と、大好きで、忘れられない。
皆さんにはそんな大切な絵本がありますか?
きっと現代の子たちは、絵本より、スマートフォンとかの画面を見る時間の方が、多いのでしょうか。もちろん仕方ないことだと思います。人間は、安易で刺激の強い方を好む。それにそういったSNSを使いこなさなければ生きていけない時代に生まれてしまったのだから。
でも、やはり絵本にしかない、絵の温かみとか、文章の柔らかさとか。
この絵本にしても、もともと外国のお話です。
何十年に海外で生まれた、著者の方からのメッセージを受け取る。
絵本にはずっと変わらない、世代を超えた、普遍の「価値」があると思うのです。
それはスマートフォンでは叶えられないのではないかなぁ。少なくとも、私はスマートフォンの魅力を知らない子ども時代だったので。(笑)
絵本を読むと、小さい頃の純粋な気持ちに少し戻れたり、
そういった「原点」がある。
くまのコールテンくん
ぜひ読んでみていただけたらなと思います。
2023.05.26.
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