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一度実業団ランナーを辞めて気づいたこと。限りある「今」を大切に。
須河です!ただいま標高1,300mの長野県菅平に来ています。オトバンク陸上部発足後、初めての合宿です。
8日間練習に集中する時間を設けていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです…。そして9月にも2回目の合宿を予定しています。
私は普段、営業事務として業務をしていますが、不在の間と合宿前後の業務の流れを、事前に上司と打ち合わせをして、かなりフォローしていただいています…。他部署の皆さんにも引き継ぎをさせていただいて、走れる環境を整えてもらっている状況です。
大学卒業後、実業団チームに所属していたことがあるのですが、アルバイトなど労働経験は一切なく社員となり、走ることが仕事になりました。「走って結果を残すことが仕事、それが出来なかったら実業団選手じゃない」と自分に言い聞かせる日々。しかし、ケガが多くまともに走ることができなかったので、半年で退部を決意しました。
このときは、「走らなくては」と切迫詰まっていて、周りのバックアップ体制の有り難みが表面上でしか理解できていませんでした。
陸上部は退部したものの、その後同じ会社で一般社員として1年半働きました。その中で実感したことは、社員が毎日これだけ働いているからこそ、陸上部の活動が不自由なく運営できている、ということ。走ることを仕事とすることの責任の重さを、一度競技から離れて再確認しました。
今、オトバンクで通常業務をこなしながら再び走る環境があるのも、周りの皆さんに支えていただいているからこそ。社員の一員として走る以上は責任を持って、でも自分が一番楽しめるように、そして結果的に多くの方々に喜んでもらえるように、そんな取り組みをしていきたいと思います。
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