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シンガポール旅行記

〇はじめに

2024/02/17~19までシンガポールに行ってきた。その感想。

自分の海外渡航歴は父親のタイ赴任に幼少期4年ほど着いていった経緯があり、周囲の東南アジア諸国+αに行ったことがある程度。

〇旅行計画に至った経緯

2023/11月に一つ下の大学の後輩らと久しぶりに食事に行き、旅行でも行こうという話になった。同年5月にもほぼ同じメンバーで青森県に行っていて、大学生時代にも北陸やら岐阜やら埼玉栃木やら行くほどの仲だった。

今回はよく遊ぶ後輩2人と、同期1人の4人で行くことになった。せっかく社会人にもなったことだし、日本は行ったことのない場所がほぼなくなってしまったので海外に行くことに。旅行先の候補はシンガポールの他に台湾・香港・ベトナムなどあったが、各々が過去に行ったことがある都合でシンガポールになった。

〇成田国際空港

今回の旅行メンバーの内1人は神戸で働いているため、関西国際空港から一足先にシンガポール・チャンギ空港に向かってもらうことになった。こちらはみんな中部~関東に住んでいたので成田国際空港で合流してシンガポールの国際空港であるチャンギ空港に向かった。国内旅行はほぼ新幹線か車であったので、飛行機に乗るのは久々であった。飛行機は搭乗時間が合計7時間もあり、座席も狭いので辛かった。飛行中は眠ろうとしても2時間ほどで目が覚めてしまうし、回線もない。事前にKindleで購入した「アルジャーノンに花束を」を読んで時間を潰していた。なお、成田は4℃とかであったが、シンガポールは28℃であったので、半袖にサンダルで飛行機に乗った。当たり前だが飛行機に乗るまでがかなり寒くてしんどかった。

〇シンガポール観光編

やっとのことでチャンギ空港に到着した。世界ベスト空港にも選出されており、空港内にはサボテン園やスイレン園や、雑貨屋レストランなどの複合施設があり、空港に居るだけでショッピングやレジャーなど一日満喫できそうであった。

空港内の巨大な滝(落差40m)。夜はライトアップされていた。


まずはホテルに向かった。今回泊まるホテルはかの有名な「マリーナ・ベイ・サンズ」である。地上200メートル、55階建てのタワー3つに空中庭園が繋がった形をしたホテルであり、シンガポール最大級・最高級のリゾートホテルだ。結論からいうと、今回の旅行で一番魅力的なポイントであった。シンガポールに行く人は、多少お金がかさんでも是非宿泊したほうが良いと思った。ちなみに屋上庭園のプールには宿泊しないと入れない。初ナイトプールであったが、シンガポールの街並みが一望できて圧倒された。

マリーナ・ベイ・サンズ



屋上のインフィニティプールからの夜景。

https://x.com/oto_cahier/status/1758875079205871771?s=46&t=r9rzMVG4bZ0Piz-pMnhviQ

初日は他にもナイトサファリに行ったが、まあまあよくあるサファリパークだろうという感じで特に印象に残る感じではなかった。予定を詰めていて見所を逃していたのかもしれない。

二日目はセントーサ島へ向かった。ユニバーサルスタジオで有名だが、シンガポールに来て行くほどではないかと思い、主にビーチ散策の為に行った。シンガポールは、数十年のうちに小さなジャングルの島から広大な大都市に変化した街であり、ビーチは全て人工のものである。


ちょっと天気が微妙だった。


その後はシンガポールで有名な植物園ガーデン・バイ・ザ・ベイに向かった。

マリーナ・ベイ・サンズのすぐ裏側にあるため、屋上のプールから見下ろせる
近未来をイメージした高さ25m~50mもの巨大人工ツリーがそびえたっている。
そして夜になると発光する
そもそも植物じゃないし何?

敷地面積は101ヘクタールもあり、とても一日じゃ回り切れない所を3時間で有名どころだけ見て回った。温室などの設備がいちいち巨大で、植物に癒されるとかというよりはスケール感が印象深かった。また、二日目もホテルのプールを堪能した。この日は昼と夜で二回も入った。

逆にガーデンズ・バイ・ザ・ベイから見上げたマリーナ・ベイ・サンズ

三日目は、チャイナタウンを観光した。暑かったのと、この旅行中毎日30000歩以上歩いていたので肉体が悲鳴を上げていた。

チャイナタウン?
モスク


〇シンガポール食事編

旅行の醍醐味は観光と食事なので、食事も記しておく。

シンガポールの市街地には、ホーカーと呼ばれる伝統的な屋台村がいくつか点在している。広さは様々だが、

シンガポールの有名な食事といえば、海南鶏飯(チキンライス)、ラクサ、チリクラブだ。チリクラブは多少高いので、チキンライスとラクサを主に食べていた。チキンライスは、タイ・マレーシア・インドネシアでもそれぞれ食べられているもので、基本的に同じ味だが国によってソースの味が微妙に異なるようだ。鶏肉はとても柔らかくつるっと滑らかな口触りであり、水分が少ないタイ米(ジャスミン米)との調和が良かった。

いくつかの店舗で食べてみた。ピリ辛のソースを自分でかけれるのだが、これが店によってかなり辛さが異なり、数滴で水が止まらなくなるものもあった。

マクスウェルフードセンター(Maxwell Food Centre)にあるお店:天天海南鶏飯
チキンライス界隈の中でも有名店
この左上のソースが辛過ぎて以降記憶が無い


ラクサは、酸味と辛味の効いた魚介系のココナッツ風味のスープに鶏肉や油揚げ、エビなどの具と中太の米麺が入った料理である。日本でも、日清のカップヌードルにシンガポールラクサ味があり、自分の中でかなり評価が高い(トムヤムクンヌードルと同じくらい)。シンガポールの料理の中で一番気に入り、ホテルのバイキングでも何杯かお代わりしてしまった。

ラクサ

チリクラブは、エビチリのエビがカニになったようなイメージの食事で、ソフトシェルクラブ、アラスカキングクラブ、アラスカスノークラブ色々な種類のカニにカニ味噌とトマト、チリでブレンドされたピリ辛のソースがかかっている。自分たちはThe Boilerという店を予約して食べに行ったのだが、その食事の提供方法に驚いた。テーブルの上に何枚か紙を敷いて、その上に大きな透明のビニール袋に入れたチリクラブをぶちまけるというものだ。

豪快

味は美味しかったが、お酒も含めて10000円弱かかったので人によってはそこまで優先するほどではないかなと感じた。この提供スタイルと、みんなでビニル手袋をして手掴みでワイワイ汚く食事する体験自体は斬新ではあった。

食事後は殺害現場と化す

シンガポール特有の食事、というよりは周辺東南アジアで愛されている食事といった感じだがこの辺り食べておけば間違い無いと思う。

〇感想

幼少期と異なり親もいない中の海外旅行は少し緊張したが、特に大きなトラブルなく終了した。観光はガイドブックに載っている有名どころを一通り回ったが、自分にとってはこのホテルも一つの有名観光スポットであった。
また、やはりシンガポールはかなり暑かった。日本の7-8月に近い湿度と温度で、率直に言えばあまり過ごしやすくはない。その中観光はかなり体力を持っていかれるので極力涼しい恰好(半袖半ズボン、歩きやすいサンダル等)をしていくことを勧める。移動はタクシーではなくGrabという配車アプリを使用した。マッチング率は高く、大体が5分以内に到着した。予約時に料金が確定され、海外タクシーにありがちなぼったくりもないため使い勝手はかなり良かった。
ホテルやGrabは勿論、屋台も粗方は支払いはVISAのクレジットカードでほとんどすべての店が決済可能であったためかなり便利であった。持って行ったものは着替えとパスポート、財布、水着、変圧コンセントくらい。中サイズのリュックサックとスーツケースで行ったが、観光時にリュックは少し大きく感じた。次からはスーツケースをもう少し大きいものにして肩にかけるタイプのもう少し小さめのポシェットで行こうかなと思った。

次の海外は浪人の時の友達と7月に東アジアのどこか(香港、上海、台湾のどこか)に行く予定。

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