台湾旅行記
〇はじめに
行っていません。
11/1~4まで台湾に行く予定を立てました。その記録です。今年2月にシンガポールに行ってきましたが、それに続いて成人してからは2度目の海外旅行です。
・旅行計画に至った経緯
昨年度に東京で働いていた頃によく遊んでいた高校の頃の友人と旅行の話が出たことがきっかけです。浪人生の頃に仲の良かった他の友人2人と合わせて4人で計画しました。社会人になるとなかなか予定を合わせづらく、4月から計画しても実行できたのは11月でした。
旅行先は近場で誰も行ったことのない台湾になりました。
〇前日(10/31)
台風21号(コンレイ・KONG-REY)により飛行機が飛ぶことはなく、僕らの台湾旅行は前日の内に幕を閉じました。
・急遽計画変更
初めてのメンバーでの旅行であり、長期間にわたり計画していたため結構萎えました。わざわざ有給も取っていたので正直心が折れかけており、延期が頭をよぎりました。ですがメンバーの1人が近場での国内旅行を提案し、他のメンバーも皆とっさに他の旅行アイデアを出してくれた為、4人で再度話し合い急遽伊勢志摩観光をするプランを立てました。こういう時にレスのスピード感や全員が一丸となって「旅行したい」感を出すことの大事さを痛感します。咄嗟の計画変更は精神的にコストが高く、乗り気じゃない人が1人でもいると流れてしまいますよね。
ひとまず志摩のホテルだけ予約し、11/2(土)から行動を開始することに。
〇初日 11/2(土)
・想吃担担面(シャンツーダンダンミェン) 名駅南店
東京からの友人と名古屋駅で合流し、まずは腹ごしらえということで、名古屋駅前の担々麵のお店です。ここは自分がまさに浪人時代に友達と良くきていたお店でした。
汁なし担々麵がとにかく美味しい、太めの平打ち麺がタレとよく絡み、食べ応えがあります。更に何より胡麻のクリーミーさ、濃厚さに感動します。辛さは3段階で選べますが、真ん中のスタンダードでもそこまで辛くはないです。浪人の方が全然辛い
・グランドメルキュール伊勢志摩リゾート&スパ
https://grand-mercure-iseshima-resortandspa.jp/
三重の友達と合流し、伊勢の目的地のホテルに着きました。
2024年4月にリニューアルしたようです。
朝食・夕食・飲み放題ラウンジ付き(all inclusive)で22,000円でした。
まず夕食前に温泉に入りました。1日運転した体に温泉が沁みました。
そして期待の夕飯。バイキングでとにかく種類が豊富で、中華も洋食も和食も一通りそろっており、質も非常に高かったです。海鮮も勿論あります。ここでも担々麺を食べました。
また、前述の通り食事時間以外でもラウンジに行き、お酒もスムージーも全部料金内なので飲み漁りました。とても良いホテルでした。
〇二日目 11/3(日)
・横山展望台
朝食のバイキングを済ませた後に近くの展望台に来ました。整備された遊歩道をしばらく登っていくので、結構運動になりました。展望台からは里海やリアス海岸の美しい風景が楽しめました。
・昼食:与吉屋(浦村牡蠣)
有名店である的矢かきテラスがかなり混んでいた(約2時間待ち)ので、後の観光のこともあり近場の別のお店にしました。本命のお店では無かったですが、ボリュームあり想像以上に良かったです。
生牡蠣、焼き牡蠣に、牡蠣フライ、牡蠣飯と牡蠣づくしでした。
更に追加でカワハギの刺身と煮付けを頼みました。
刺身と煮付け込みで1人2400円程でした。このお店のご飯は全部美味しかったです。大満足です。
・鳥羽水族館
1955年に開館した歴史ある水族館です。
イルカやアシカ、ラッコ、などの海獣類が多いのが特徴的で、特にジュゴンの飼育は日本唯一といわれています。
館内は順路が無く気になったエリアから好きな順番で見ることができます。アシカショーも見てきました。50年以上の歴史のある大人気のパフォーマンスだそうです。
また、初めてドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)体験しました。自分が手を入れた瞬間に20匹くらい群がってしまい周りの目線が気になり退散しました。
・伊勢神宮 おかげ横丁
色々見て回ったら17時台を回っていたので、参道は回らず食べ歩きしました。伊勢うどんは好きなので知っていましたが、豚捨のコロッケも有名ということで食べてみました。小ぶりで食べやすく、衣のサクサク感がとても癖になります。中もじゃがいもの甘みと豚肉の旨みがしっかり詰まっていてとても美味しかったです。豚捨ってネーミングは少し怖い
伊勢うどんは、福岡のうどんみたいにコシが無く柔らかく滑らかなタイプのうどんです。自分はどちらかといえばコシのあるうどんの方が好きですが、出汁を良く吸うこちらのタイプもまた別の食べ物の感じがして無性に食べたくなる時があります。
・夕飯:うま屋 天白店
名古屋の友達の家に泊まることにし、三重の友達も連れて名古屋に戻ってきました。
自分が本当にうま屋のチャーハンが好きでどうしても食べたくなったので来店しました。自分が知っているラーメンチェーン店のチャーハンの中で一番美味しいと思います。付け合わせのニラ辛子も愛しています。
〇三日目 11/4(月)
・歴史を刻め 八事店
旅の〆に、今まで行ったことのなかった有名二郎系ラーメンの歴史を刻めに行ってきました。二郎はそこそこ好きなので楽しみでした。
自分は初めて行くラーメン屋は大抵、基本のものを食べるので汁ありのラーメンを食べましたが、歴史といえば汁なしが有名らしいです。
11時開店で、10時40分に並び始め前から16番目くらいだったたので比較的すぐ食べられました。
〇感想
天候不順により突発的に計画した旅行ですが、無事に終えることが出来ました。思い返せばずっと麺類しか食べてませんが大満足でした。
今回は元の計画が頓挫しているので特殊な例ではありますが、旅行計画において、今回の経験から「レスのスピード感」と「チーム全体の一体感」が非常に重要であることが改めて浮き彫りになりました。前者の「レスのスピード感」については自分は普段から結構意識しているのですが、今回の旅行計画が上手くいったのは特に後者の「一体感」だと感じています。これについて若干の私的考察を加えます。
「全員が旅行を実現させたい」と思う一体感は、旅行計画の障害を乗り越える原動力になります。この共有感情がなければ、今回のように誰かが代替案を提案しても、それが広がらずに終わることがあります。ここで重要なのは、「全員が計画において主体的である」と感じる環境作りであると感じています。全員が全員アイデアマンにならなくてもいいので、準備段階から何かしらの意見を出して積極的に参加することで、旅行への「心理的なコミットメント」が形成されます。結果、トラブルが発生したときも、主体的な参加者が多いほど「旅行を諦めない」モチベーションが高まるのだと感じました。
旅行を通じて得られるのは単なる目的地の体験だけでなく、「チームで何かを成し遂げるプロセス」そのものの充実感なのだと、今回の経験が教えてくれました。ここまでくると台風に感謝してもいいかもしれません。ありがとう台風21号(コンレイ・KONG-REY)。お前のおかげで、俺たちの旅は本当の意味で「特別なもの」になったよ