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宇宙のはじまり

また忙しくなっていました。
不定期に忙しくなることが多いです・・

前回の記事で「根本にあるものを見てみよう」と書いてみましたので、まずは"人間って何?"というところから探ってみようと思います。

私たち人間はどこから生まれたのかと問えば、「お母さんから」と皆さん仰ると思います。それはその通りです。
しかし、人間もその他の生物と同じように「物質」でもあるので、まずは物質としてどこから生まれたのかを見てみようと思います。


ということでいつものようにNHKの番組から現時点で分かっていることをまとめてみたいと思います。

コズミックフロントΩ
「謎の物質 ダークマター」

いきなり宇宙の話題で話が大きくなりますが、人間を物質として見た時に、その起源が宇宙にあることは皆さんご存じだと思いますが、だとすればやはり宇宙の始まりを知ることでスタート地点が見えてくると思います。

番組では「まだまだ宇宙の誕生については謎が多い」としながらも、現時点で分かっていることを要約して宇宙誕生から地球が生まれるまでを7回に分けて放送されていました。
※私は科学的な解説はご専門の方にお任せして省かせていただきます^^

素粒子

それでも必要なものだけ簡単にお伝えすると、まず素粒子というものがあり、これは物質の最小単位で、人間を含め全ての物質の元となるものです。
現在17種類の素粒子が発見されているのですが、物質を構成するものはその内のたった3つ。
全ての物質の始まりが3つの素粒子で出来ているというのですから凄いですね。

物質を構成するものの一番大きな単位が
酸素や炭素、鉄といった原子
→原子を分解すると電子原子核になり
→原子核を分解すると陽子中性子があり
→この陽子と中性子を構成するものが素粒子となるのですが、
では酸素と炭素の違いは何かというと、原子核の中に陽子と中性子が何個入っているかがその違いになるということです。つまり、酸素は陽子と中性子が8個づつ、炭素は6個づつが原子核の中に入っているということです。


宇宙誕生~地球誕生

宇宙が誕生する最初の地点は小さな無数のエネルギーがもの凄い速さで動いていて見ることができない「真空のエネルギー空間」だったとされています。
そしてある時エネルギーが急膨張してビッグバンが起こり、様々な種類の素粒子→陽子&中性子→電子&原子核が発生。なんとこの間にかかった時間はたった1秒だったということです。

そして水素やヘリウムといった原子が星間ガスと言われるものをつくりだし、そのガスの中ではエネルギーが高速で回転したり圧縮されたりして塵が発生、塵通しはぶつかり合うことで塊をつくっていきます。
それをどんどん繰り返して塊は大きくなり、最終的に惑星が誕生していきます。

惑星にも寿命があり、最期の時を迎えると超新星爆発と呼ばれる爆発を起こし、同時にガスや塵となって周囲の宇宙空間にばらまかれていきます。
そしてまた宇宙のどこかでそのガスや塵が塊をつくって惑星となり、その営みが繰り返されていくのです。

つまり、私たちが暮らすこの地球も、これと同じことが繰り返された結果生まれたもので、その地球から生まれた私たちは、元をたどれば星くず、ガスや塵だった、ということです。

但し、地球やその他の惑星等を構成する素粒子が宇宙を占める割合は、地球にあるもので例えるなら、地球に対してリンゴ1個分位だとされていて、それ以外の大部分はダークマター、ダークエネルギーと呼ばれる、まだ解明されていない仮説上の物質で構成されているとのこと。
果てしない宇宙はその殆どがまだ分からない、ということです。

宇宙138億年の壮大な歴史をこんなに簡単にまとめてしまうと怒られてしまいそうですが、できるだけ簡単にしようとするとこういうお話なるのかなと思います。


人間・・・?

物質としての人間ははるか遠い昔に存在していた星の成分で出来ているということは分かりました。
しかしもしどの生物も、同じ成分で出来ていて、その成分だけが「人間」だとすれば、みんな全く同じ人間が出来上がるのではないのかなと私は思います。

ところが周囲を見渡せば、自分とは異なる考え方を持つ人ばかり。中には「本当に私と同じ人間なのだろうか・・・」と思う程かけ離れたように感じる方もおられます。

ではその違いとは何でしょうか・・・

そんなことを次回は書いてみたいなあと思います。

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