踊ってない夜を知らない鳥
本記事は種族統一アドベントカレンダー2023 9日目の記事です。
はじめに
おはようございます。まいゆんと申します。
この度は種族統一アドベントカレンダー2023の貴重な1枠を使わせていただき、また皆様の貴重な土曜日を私めの記事を読むために費やしていただきありがとうございます。まずは簡単な自己紹介から。
まいゆんってだれー??
ジャラランガとかオドリドリとか使ってる種族統一界隈では絶滅危惧種の常識人です。分からなかった人も多かったと思いますが、「まいゆんゆん」というTNでやらせてもらっています。
好きなポケモン
クチートオドリドリカプ・テテフチラチーノジャラランガジュナイパーアシレーヌガオガエンセグレイブサザンドラマフォクシーバシャーモハバタクカミドラパルトポットデスブースターエムリットハギギシリヌメルゴン
種族統一とは??
他の人の記事を見れば分かります。
リピボ級とは??
他の人の記事を見れば分かります。
オドリドリ統一について
出会い
私がSVで初めに育成した種族統一がオドリドリです。新ポケモンでもなく、特に推しポケモンでもなかったのに何故オドリドリにしたのかは不明ですが、まあこれが運命ってことなんでしょうね(?)
オドリドリ統一の主な戦績
Single Variety 予選(すずり様主催)11勝1敗 優勝
Single Variety 本戦トーナメント(すずり様主催) 準優勝
皐凸賞(凸脇様主催)4勝6敗 19位
TENCUP(凸脇様主催)7勝3敗 6位
LAST ELEVEN(凸脇様主催)4勝3敗 10位
リピボ級(奇抜な型あり)16勝8敗
オドリドリのココがすごい!
私が種族統一をするうえで一番大事にしているのが、そのポケモンの『個性』をいかに引き出せるかです。正直勝敗よりも大事だと思って構築を組んでいるので、普段のリピボでは割とあっさり負けることがあります。では、オドリドリの個性とはなんでしょうか。
スタイルチェンジ
まず外せないのは、4種類のスタイルチェンジではないでしょうか。特定のアイテムを使用することで以下のようにスタイルチェンジが可能になります。
・めらめらスタイル
「くれないのミツ」をあげる。ほのお・ひこうタイプ。
氷技が等倍なのと、はがねタイプへの打点があるのが嬉しいですね。ステロで痛がってるところも好きです。
・まいまいスタイル
「むらさきのミツ」をあげる。ゴースト・ひこうタイプ。
ゴーストの一貫性が高いので幅広い相手に選出できます。不意打ちでお陀仏だけどそんなところも可愛いね。
・ぱちぱちスタイル
「やまぶきのミツ」をあげる。でんき・ひこうタイプ。
サンダーと同じタイプで弱いワケがないのだ!実際最強のスタイルだと思っています。
・ふらふらスタイル
「うすもものミツ」をあげる。エスパー・ひこうタイプ。フラダンスが上手い。
余談ですが、世界一ミツを持っている自信があります。
専用技「めざめるダンス」
専用技「めざめるダンス」は追加効果なし威力90の技です。表記上はノーマルタイプですが、実際は使用者のタイプ1のタイプになります。オドリドリはスタイルによってタイプ1が変わるので、「めざめるダンス」のタイプもスタイルによって異なるのです。
しかし!面白いのはそれだけではないのです!今作はテラスタルという要素があり、タイプ1を任意のテラスタイプに変えることができてしまいます。つまり、テラスタル後は「めざめるダンス」のタイプはテラスタイプに対応したものになるのです。わざわざ「テラバースト」の枠を取らなくて良いのが偉いですね~。
専用特性「おどりこ」
オドリドリの欠かせない個性といえば専用特性「おどりこ」でしょう。
場のポケモンが踊り技を使用したら無償で同じ技を使えるわけです。シングルだと主に「ちょうのまい」「りゅうのまい」を持つ相手に滅法強く、これらの技で自分より遅い相手に素早さを抜かれることはほとんどありません。ダブルではさらに使いどころが多く、オドリドリ統一では「めざめるダンス」を打ちまくることができてしまいます。そして実は「ソウルビート」もコピーするのでアイツとの相性も良かったり…?
オドリドリ統一
オドリドリの型
さてここからが本題です。以下は私がオドリドリ統一を使用して一番強く感じた構築になります。
・起点作成型オドリドリ
努力値:H4 C252 S252↑
小賢しそうな相手には「ちょうはつ」、素早い相手には「こごえるかぜ」を使うことで後続が積みやすい対面を作ります。物理技はオドリドリの弱点なので「フェザーダンス」で物理火力を落とさせるのもいいですね。アタッカーとしての運用もできるので、はがねタイプに打点のあるめらめらスタイルを採用しています。
・防御特化オドリドリ1
努力値:H252 B252↑ D4
オドリドリ必勝パターンに必須の型です。相手の特殊型には「ちょうのまい」、物理型には「フェザーダンス」を使ってから舞うことで全抜き体制を整えます。「アッキのみ」を持たせることで相手の物理技を安定して受けられます。テラスは弱点が少なく、通りも良いみずタイプにしています。
…「フェザーダンス」より「あまえる」の方がPPが多いって?
ダンスの方が似合ってるからいいんだよ!
あ、でも甘えてるオドリドリも悪くないかも(結局「あまえる」差分も育成しました)
・特防特化オドリドリ
努力値:H252 D252↑ B4
主に物理技を使わない統一に対して選出。相手の物理型は想定していないため「フェザーダンス」の分の枠が空きます。ならば相手の小賢しい技を縛れる「ちょうはつ」を入れるしかないでしょう(仮想敵のサーフゴーに効かないのは致命的…)。
・防御特化オドリドリ2
努力値:H252 B252↑ D4
なんと全く同じ調整のぱちぱちスタイルをもう1匹採用しています。テラスタイプ、持ち物を変えることでアッキ型の弱点をカバーすることができ、幅広い統一に対して必勝パターンを使うことができます。持ち物は「おんみつマント」なので「がんせきふうじ」や「こごえるかぜ」などで素早さを下げられることはありません。また「マジカルフレイム」の特攻ダウン、「シャドーボール」の特防ダウンにも怯えずに戦えます。
・火力特化オドリドリ
努力値:H4 C252 S252↑
「こだわりメガネ」を持たせると耐久無振りガブリアスに対して「こごえるかぜ」が87.5%で1発であり、割と火力がでます。まいまいスタイルを採用しているのは、「めざめるダンス」の一貫性が高くなるためです。また、かくとうテラスで意表を突くことも可能です。
・物理型オドリドリ
努力値:H4 A252↑ S252
「特殊技だけだとさすがにキツイ…」そんなときに活躍するのが「きしかいせい」を採用したオドリドリ。A70とはいえ、威力200で弱点を突けば大抵のポケモンは確定1発となります。選出が難しいものの、かくとう打点がほしいときに重宝するので外せません。
オドリドリの弱点
さて、弱点を突かれる姿も愛おしいオドリドリですが、対戦を通じていくつか弱点が見えてきたので紹介します。
・素の耐久が低い
耐久特化にしても被ダメージ割合が大きいので、高火力の技を連打されるとあっさり負けることがあります。起点作成型でしっかりカバーすればなんとか補えますが注意が必要です。
・ガチ両刀ポケモンがキツイ
物理型と特殊型が分からないポケモン相手となると、かなり厳しいです。まあ私くらいになると相手の物理特殊がだいたい読めるので技選択を間違えることはほぼありませんが。
・「アンコール」「ちょうはつ」
もはや積み前提ポケモンの宿命ですね。これらの技を使われないことを祈るばかりです。しかし、相手の6匹みんなが「アンコール」などを持っているわけではないので、うまく型を見極められれば対策はできそうです。「メンタルハーブ」持ちなんかも面白そうですね。こうやって育成数が増えていく、種族統一勢あるある。
・「スケイルショット」
殴りながら素早さ上げるのやめてください。ジャラランガは元が遅いからオッケー。
・「クリアチャーム」
これは悪魔のアイテムです。オドリドリ統一に対しては使ってはいけないと法律で決められています。
・一撃必殺
低耐久のオドリドリ相手に使わせたら実質勝ちみたいなところがあります。
…そうかな?…そうかも。
・急所
語ることはない。積みポケモンの宿命。
限りなく結論に近い
本記事で紹介した構築は自分で言うのもなんですがものすごく強いです。対処法がありそうで気づいたら積まれ詰まされ…となってしまうので簡単には勝てない統一だと思っています。オドリドリ統一の結論といっても過言では…過言でした。
技一覧を見てみたらまだ使ったことのない技が大量にあるではないですか。例えば以下のような技。
・フラフラダンス
場にいるポケモンをこんらん状態にする。←起点作成型に仕込めそう
・なきごえ
相手のこうげきランクを1段階下げる。音技。←「のどスプレー」型!?
・すなあらし
場をすなあらし状態にする。←いわテラス特防UP?…
・きりばらい
いろいろ消せる。回避率を下げる。←ステロ対策
「メロメロ」や「バトンタッチ」もあまり使っていないので開拓の余地は十分にありますね。もっとオドリドリ統一を極められるよう日々精進します。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ほんとはTexで論文でも書いてやろうかなと思っていましたが思った以上に忙しく、内容がまとまりませんでした。当初予定していたテーマを変更してオドリドリについて語ったわけですが、何か一つでもみなさんの役に立てていたら嬉しく存じます。
最後におまけとして、くだらない話をいくつか載せておいたので余裕があれば是非見ていってください。
おまけ
スタイルチェンジについて
本記事では、というか私はオドリドリのすがた変更のことをスタイルチェンジと呼んでいます。まあ呼び方はなんでもいいとして、私自身がわりと気にしているのがフォルムチェンジとリージョンフォームの違いです。
よくオドリドリ統一に対して「(混合)」といった表記を見かけますが、どうしてもしっくりきません。だって、ミツをあげてスタイルが変わるだけの同じポケモンなんですから。同じ個体でいろんな姿になれる、それがスタイルチェンジ含めたフォルムチェンジというものです。
一方でリージョンフォームはどうでしょうか。元は同種族のポケモンといえど、各地方で生きやすい姿に変わった別々のポケモンです。同じ個体で姿を変えることはできません。
私は原種リージョン混合反対過激派なのでジュナイパー&ヒスイジュナイパーなどといった混合統一は絶対にしない主義ですが、フォルムチェンジはそのポケモンの個性だと思っているので混合統一とは思いませんし今後も積極的に使っていきます。
てな感じの、くだらない話でした。もちろんポケモンや種族統一に対する主義、思想、信念は人それぞれなので混合統一とマッチしようが否定はしません。むしろ考察のし甲斐があって楽しいまであります!
「めざめるダンス」は「テラバースト」の上位互換?
「めざめるダンス」は威力90のPP15、「テラバースト」は威力80のPP10で威力PPともに「めざめるダンス」が勝っています。いずれもテラスタルのタイプによって技のタイプが変更する技ですが、前者はテラスタル前もタイプ一致で使えるので技スペースを埋めることはありません。これだけを聞くと「めざめるダンス」が「テラバースト」の上位互換のように感じますね。
しかし「めざめるダンス」は特殊技であることを忘れてはなりません。つまり特攻ダウンをしても一生特殊技として技を放ちます。対して「テラバースト」は物理と特殊の高い方で計算されるので最低限の火力は保証されているのです。
また、特性「おどりこ」でコピーされてしまうので迂闊に「めざめるダンス」はできません。
さらにオドリドリに関してはタイプ1の一致技を覚えないため、テラスタル後は元のタイプ1の一致技を使えないといったデメリットがあります。なのでテラスタイプはできるだけ無効タイプのないものが良いです。
…というわけで、「めざめるダンス」は「テラバースト」の上位互換ではないという小話でした。
オドリドリの色違い厳選
ボウルタウンの東側から出てすぐのところに山があります。
ここに乗って東1番エリアとボウルタウンへの出入りを繰り返してください。15秒で11~12匹は見れるので運が良ければ10分ほどで1匹は色違いを見つけることができます。
サンドイッチの食材は以下の通り。
トマトスライス
ハンバーグ
ピーマンスライス
たまねぎスライス
あかパプリカスライス×2
ひでんスパイス(なんでも)×2
【待望の】オドリドリレンタルパ
本記事で紹介したものになります。1匹だけふらふらスタイルに変更していますが、もしよければ使ってあげてみてください。プレイング頼りなので慣れるには時間がかかると思います。
チームID「5TH971」
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