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20%だけ変えよう

人は物事を大きく変えようとすれば
抵抗します。

それが効果的で変化が大きくなればなるほど、
変化を嫌い、同じ位置に安住しようとします。

脳は新しいものを求めます。
ですが、同時に一度形成したシナプスの経路を維持しようとします。

出来上がった物を変え、
脳の経路を新たにするには
3週間の時間が必要と言われています。

脳のシステムだけで考えるなら、
原始脳が恐怖を感じず、生存本能が働かない
ギリギリのラインで変化を起こせばいい。

多くの場合、
このギリギリのラインを見誤り、
その変化の第一歩で
心理的な抵抗を大きく受けてしまいます。

このとき考えるべきは、
80:20の法則。

全ての現象は
全体の20%の変化が握っています。

例えば、

 ・問題を抱える職員
 ・対立の原因
 ・プロセスにムラが出る原因
 ・実力ある療法士

などです。

特にポジティブな20%を変えて、
60%の中立な層を牽引し、
ネガティブな20%が
変わらざるを得ない状況を作り出す。

コレがポイント。

間違ってもネガティブな20%から着手しちゃダメですよ。

臨床共育メンター(R)齋藤 信
作業療法塾 主宰
IAIR 副会長

「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!