ピントはずれていないか?
最近、写真を撮る際に、自分でピント合わせをしなくなりましたね。
スマホの画面をタッチすれば、オートフォーカスされて、
あっという間にピントが合ってしまう。
もしかすると、
ピントを合わせるという言葉の意味が通じないんじゃないか?
そんな世代も出てくるのではないかと思ってしまう程です。
そう、昔のカメラは自分の手でピントを絞り、
焦点を合わせました。
ピントや焦点は、自動で調整されるのが当たり前の世代に、
「ピントを合わせろ!」「焦点化しろ!」
いくら叫んだところで、
「ハァ?」と的外れな反応が返ってくるかもしれません。
それこそ、貴方自身のピントがズレているのかもしれませんよ。
どこに焦点をあてるのか……
この考えるべきポイントは、
様々な事例を準備して相手に伝えるべきかもしれませんね。
患者さんの焦点化だけではありません。
スタッフ間の議論、会議などでも、
的が外れないように注意すべきポイントになります。
様々な場面でおさえておくべきポイントなんです。
・目的は何なのか?
・達成すべき事は?
・そもそも、何の為にそれをするのか?
表現を変えて大切な事を繰り返してみました。
このポイントが持てているからこそ、
ピントや焦点が絞れるんです。
さあ、今一度、考えてみましょう!
何が原因で、貴方の指導する若手や学生さんが、
的外れな事を言っているのか?
貴方自身のピント合わせにもなりますよ。
作業療法塾 主宰 齋藤 信
臨床共育メンター(R)
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