働き蜂の法則
先日の続きを話そう。
数字は世界共通言語と僕は言った。
様々な法則があることも言った。
僕がこれまで紹介した数字の法則は、
・10・1・1・1・3・6の原則
・80%仕事と信頼貯金
・30秒決断法
・80:20の法則
などだ。
今日は80:20の法則の亜種……
働き蜂の法則について話すことにしよう。
働き蜂を使った実験で、
ある事実が発覚したという。
100匹の蜂のうち、
・最も仕事をしているのは25匹、
・普通に仕事をしているのが50匹、
・仕事をしていないのが25匹
だという。
では、最も仕事をしている25匹のグループを4つ集め、
100匹にしたら効率が上がるかどうか試したところ、
また同じ現象が起きた。
・最も仕事をしているのは25匹
・普通に仕事をしているのが50匹
・仕事をしていないのが25匹
に分かれたのだ。
そう、結局のところ、
優秀な人材を集めても、その4分の1しか
最高のパフォーマンスで働いていないのだ。
この法則は、人間社会にも当てはまる。
特に組織にはピッタリと当てはまり、
会社や組織を動かしているのは、
トップ25%であり、更にその25%である8%、
更に更に、2%のダントツトップのみが
組織全体に大きな影響力を与えているのだ。
だったら、一般職のあなたは何もしなくていいのか、
といえばそうではない。
ダメな25%は僕の話すら聞いていない。
僕の話をきいているあなたは、50%の一般人のなかから、
片足をデキる25%に突っ込んでいるのだ。
そこで、恐れて足を引き抜かないでほしい。
更に一歩踏み出すか、留まるかの違いでしかないのだから。
さて、今日は課題を出すとしよう。
この話を、あなたの学生さんや後輩君にしてあげてほしい。
もちろん、自分の言葉に置き換えることは忘れずに。
話しただけで目の色が変われば、
彼らはあなたの同類。
デキる25%の候補生だ。
仲間を見つけられれば、
あなたの臨床が楽しくなることを約束しよう。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
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