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2021.8.1「美しいものだけ」

晴れすぎている空の写真は青が深すぎて宇宙のように見える。

クラムボンって秋だなと思っていたが、全然真夏にぴったりな曲もたくさんあった。

三谷幸喜のエッセイをもう10年以上読み続けているが、この人のエッセイは物語のようだと思う。全て現実で起こった出来事の話をしているが、その語り口がとてもロマンチックに感じる。
この人は「人生の物語化」がものすごく上手いのだと思う。現実の出来事は文章に起こした瞬間に客体化されるので、エッセイというジャンル自体がそういう仕組みのものであるとも言える。
エッセイの中でたびたび登場する東京サンシャインボーイズについての文章は特にドラマティックで、私達は充電期間に入った1994年からずっと、この劇団が再生するまでのながいながい物語を見せられているのではないかと思う。
2024年に充電期間を終えるんですよね。シアタートップスも復活するらしいし、運命としか思えない。
伊藤俊人さんが亡くなっているのが本当に残念でならない。伊藤さんが亡くなった当時のエッセイを読んで普通に号泣してしまった。伊藤さん、フレッド・アステアが好きだったんだ……。タップをやっている人の、それもアステアを愛する人の、美しい身のこなしだった。

結局「今夜宇宙の片隅で」をまた見始めてしまった。冒頭の音楽が流れた瞬間からもう嬉しくて……。
「今夜宇宙の片隅で」で西村雅彦演じる小菅耕介は、どうかしているぐらい何事も上手くいかなくて、ちょっと引くくらいに愚かしいのだが、あまりに純粋で愛おしくなってくる。

三谷幸喜ののエッセイで出てきたコメディ映画を借りようとしている。「今夜宇宙の片隅で」もビリー・ワイルダーの「アパートの鍵貸します」をオマージュしているので、そういう根底にある作品を知りたいという気持ちが強い。


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やった〜〜〜〜。
アイドルマスターの各シリーズを追っていると、どうしても取捨選択が必要になってくる。その取捨選択を行うために担当を一人か二人決める必要がある。本当は誰か一人に決めたいわけではないくらい全てを愛したいのに、ゲームのシステム上(ソシャゲの場合はガシャやイベントの都合上)一人を選ばざるを得ない。
その中で、結局一番知りたくなっているのは如月千早さんのように思う。生まれてからの年数分、その深さが知りたくなる。
如月千早さんやおんぷちゃん、私の好きな女性キャラクターは「男性人気が高い」と言われがちな気がする。まあそんなのどうでもいいんですけど、私はただその存在の美しさを愛しているので。
「魔女見習い〜」の映画で「男子っておんぷちゃん好きだよね〜」みたいな会話の瞬間だけめちゃくちゃキレてしまった記憶がある。美しい存在を愛するのに性別関係ないだろ!

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