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どこか遠くまで

学校帰り、六甲山に寄った
帰り道と全然方向も違うし、フラっと行くような距離じゃないけど、でもどうしようもなく行きたくなって
高速は使わなかった
全部下道

高いところから遠くを眺めるのが好き
自分はなんてちっぽけな存在なんだろうって感じる
たくさんの家が見えて、そこにはそれぞれの人の生活がある
これだけいっぱい人がいるけど、一人として同じ人はいない
当たり前なんだけど、でも変な感じ

自分一人いなくなっても誰にも気づかれないんじゃないかな
決して死にたいとかではない
生きたくても生きれない人もいる
でもたまにそんなふうに感じることもある
これだけ美しい景色を見ると、くたばってもいいかなって
もう少し大丈夫になったら、この雪が溶けてもう少し暖かい季節になったら、六甲山に自分の足で登りたい

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