幸せに気づける人でありたい
「幸せは降ってくるものではなくて、気づくものだ」
そう考えるようになったのは、
仕事や恋愛で悩みまくって、
死さえも時々頭をちらついてた頃だった。
自己肯定感がとんでもなく低くて、
病み散らかしてた頃、毎日のように
YouTubeやSNSで自己肯定感を高める方法を
死に物狂いで調べていた。
そんな時にたまたま出会ったのが、
「幸せは降ってくるものではなくて、気づくものだ」
という言葉である。
「空から1億円振ってこないかな」
「急いでいる時にイケメンの男性とぶつかったり、
素敵な出会いがないかな」
さすがにこんな夢が過ぎることは
望まないにしても、
私たちは良くも悪くも夢に
「囚われ」すぎてしまっている。
その夢と現実の違いにばかり目が行き、
「私ってなんでこんなにも不幸せなの」
って思ってしまいがちだ。
じゃあ仮に、
空から1億円振ってきたとしよう。
最初は幸せで、リゾート地に旅行したり、
ブランド物を買い漁ったり、幸せだと思う。
でもやがてはその生活に慣れてしまう。
そして周りのもっと豪遊している人たちに目が行き、
また落ち込んでしまうだろう。
ふと気づいた時には、
財布にあった1億円が
100万円になっているなんてことも。
それだったら、今周りにある幸せに
たくさん気づけた方がよっぽど幸せだ。
何も今の生活に満足しろ!と言っている訳ではない。
実際、目の周りには幸せがたくさんある。
例えば朝起きてカーテンを開けたら、
太陽が出ていたとする。
そうしたらきっとこう思うかもしれない。
「身体が目覚めるなぁ、今日も一日頑張ろう」
「太陽がまぶしいなぁ。でも、自然の力は偉大だな」
それ以外にもこんな気づきがある。
・朝マンションの人にすれ違ったら
挨拶出来てさわやかな気分になった
・私の周りには家族や友達がいて、
みんな私と仲良くしてくれて嬉しいなあ
・本屋さんに行ったら面白そうな雑誌を見つけた!
本屋さんに行って良かったなぁ
日常をあわただしく過ごしていたり、
会社でストレスをためてしまったりすると
こういう幸せに気づきにくくなったりする。
だからこそ、深呼吸をして、
今身の回りにある幸せを感じとってほしい。
あなたはきっと、
幸せで満たされているはずだから。