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クリスマスって焦るよね

クリスマスを満足して過ごしたことって思い返すとそんなにない。
それよりもちょっと苦手な方かもしれない。

「みんな家族や恋人と過ごして、プレゼントもらって、素敵な場所に行ったりとかして、すごく幸せ」という空気感を近所を散歩しているだけですごく感じる。
なんというか、とにかく「めちゃくちゃ幸せに過ごさないといけない」という圧をひしひしと感じるのだ。

ここで今までのクリスマスを振り返ってみよう。
彼氏がいない時は彼氏なし女友達と友達の家に集まって、プレゼント交換をしてまさかのエガちゃんのおもしろカレンダーをゲットして、しょげながらケーキを頬張った記憶がある。
彼氏がいる時でも仕事終わりで疲れ果てている彼氏と駅で待ち合わせをし、イタリアンや洋食ではなく空いていたスパイスカレー屋さんで二人並んでスパイスカレーを食べたクリスマスもあった。
どれも冴えないといえば冴えないが、それでも少しは楽しい部分もあった。

人生に正解はないというし、ツイてる日もあればツイてない日もあるのは承知しているはずだ。
それでも過去のクリスマスが満足かといえば100%とは言い切れない。

でもきっと、「今年がダントツで1番幸せなクリスマスだった」という経験をしてしまうと、来年のクリスマスのハードルが高くなってしまう気もする。

多分この「クリスマスを幸せに過ごす」という大きな課題をクリアするためには、日常のささやかなことにも目を向けて「幸せ」に気づけるようにすれば良いんだと思う。
そうすればたとえちょっとプレゼントが望むものじゃなかったとしても、ディナーが本当に食べたいものじゃなかったとしても、「あ、でも記憶に残る話のネタにもなるプレゼントもらえてよかった」とか、「騒がしいお店じゃなくて落ち着いたお店でゆっくりできてよかった」と思えるようになるだろう。

これからも日常に潜む幸せに気づける人でありたいし、クリスマスもほんとに幸せな過ごし方を追求していきたい。

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