見出し画像

【おてつたび】福島県大熊町へ行ってきました③

〇4日目:再び大熊町散策


26日はウォーキングマップ作製にあたり、2,3時間ぐらいかな?町を散策しました。

4つ葉🍀
コノテヒバのひーちゃんと🌳

ゆっくり時間が進むこの感じが、めちゃくちゃいいなあと思いました。
地元でも感じられないこの大自然。すごい好き🏞

4日目の夜に、4人で部屋で集まって喋ってました🎶
勤務外で集まって話せること自体嬉しかったし、楽しかったです\(^o^)/

萌(きざし)の躑躅(つつじ)

このお酒は、とみおかプラスさんの取り組みで作られたもので、「ふっかつの萌(兆し)」という意味が込められてるそうです。新しく何かが始まる予感!みたいな。
2020年3月に常磐線再開通した、っていうので手書きで富岡駅のイラストが描かれている、、!!

富岡町に戻ってきた人とかが富岡のお土産ってないね、っていう話になったそうで、富岡町でアンバサダー15人ぐらいが町で大切にしていることなどヒアリングを行って、プロデュースされたお酒🥃

私お酒めっちゃ弱いんですけど、このスパークリングの日本酒甘くて美味しかったです!アルコール激弱人間でも飲めました!

〇5日目:木村さんのお話

27日は、帰還困難区域の方へ連れて行っていただける予定だったのですが、あいにく大雨で(豪雨レベル)、午前中ウォーキングマップ作製+オンラインでゼミ参加、午後からはほっと大熊で木村紀夫さんのお話をお聞きしました。

私は記者でも何でもなくて、ただのおてつたびの参加者なので、覚えている範囲で内容と、感じたことを書きます。
木村さんは、震災でご家族3人を亡くされ、娘さんのご遺骨を10年探し続け方で、震災当時のことをリアルにお話いただきました。

・災害対策

私たちは木村さんに、「もし今震災が起きて、おじいちゃん(おばあちゃん?身内)が家に取り残されていたら、あなたはどう行動しますか?(自分は避難している)」と聞かれました。私は津波のある方に行ってはいけないと理解していたため、連絡するとか?って言ってはみたけど電波繋がらなかったらどうする?って言われて言葉に詰まってしまいました。
木村さんは、「家に戻る」と答えてほしかったみたいです。笑

このお話から、災害前に家族での話し合い、事前準備の大切さを改めて感じました。過去に、ボランティアサークルで、災害について学んでいたことがあるから、事前準備は必要不可欠なことを学んでいたため、一応家には逃げ出す時に持ち出す荷物は常備してます。
ただ、家族で話し合いは全くしていない、と思う。してるかもしれんけど。私が東京にいて、面と向かって話す機会少ないし、ちょっと話し切り出すの勇気いる。でも、その勇気が家族を助けることにつながると思うと、行動せずにはいられないなと。また電話しよう

真剣に聞いてます

・防災会議

防災会議で(?)ひきわたし訓練があったことを知りました。防災会議は、災害が起きた時にどう動くか話し合う場だと勝手に思っていて、ひきわたし訓練は防災会議の内容の1つとして、災害が起きた時に児童を迎えに行くという想定の訓練(?)
地元でも、弟が小学生の時、親が参加してたなぁと思い出しました。

ここで、木村さんがお話しされていたのは、防災会議で「教員側が、ひきわたさない選択肢はあるのかと主張した」という内容でした。というのも、亡くなられたおじいさんが、汐凪ちゃんを迎えに行って車に乗せ、用があって津波の方向へ(?)車を走らせた。おじいさんの性格上、もう少し汐凪ちゃんを預かっていてほしいと発言出来なかったのではないかとおっしゃられていました。そのため、教員側が何か一言添えるだけでも変わっていたのかなとか。ただ、そこまでは対応しかねるとのことで、マニュアルには追加されなかったけど、誰かがこの事実を多くの人に知ってもらい、頭に残してもらうだけでも変わってくると発言して、話し合いはまとまったのことでした。(内容に不備等あったら申し訳ありません。)

お話を聞き、このnoteを覗いてくださった方にも知ってほしいと思い、書かせていただきました。一人でも多くの命を救うために、とかかっこいいセリフは私には似合わないけれど、頭に残しておきたいと心から思いました。

・伝えたいこと

私たちに伝えたいこと、主に2つお話いただきました。
一つは、必要なものの線引きをする。ということです。

原発事故を経験した町だからこそ、原発や化石エネルギーに頼らず、地域の再生可能エネルギーを活用した持続可能なまちづくりに取り組み、私たちの子ども、孫たちが誇りをもって語れるまちを目指します。
大熊町公式ホームページ

大熊町は、おおくま2050ゼロカーボンを目指していることを調べて知りました。買い物に出かけて、これ買うかどうしよう、迷うなっていう場面って結構遭遇すると思うけど、今一度これは本当に必要なものなのだろうかと線引きすることによって、電気やものの使い方は変わる。と。
どうしても目の前のことに目が行きがちだけど、その線引きする積み重ねが、私たちの未来のためになることを忘れてはいけないですね~
マイ箸、マイ水筒、マイバッグなど、持っていけば良かったな、と後悔。あ、これおてつたび募集ページの持ち物に書いても良いような気がします。(思い出した…..!)

もう一つは、町づくりに関して疑いをもつことが重要。疑問点だったり、やりたいと思ったことは積極的に声をあげるべき。
これは、驚きました。なんか、勝手なイメージで、声をあげたところで別に市とかに届くわけないって思っていたからこそ(地元にいたころは特にまちづくりなんて興味なかったですが)、あ、私たちも地域を作る一員なんだって気づかされました。
地元に戻ると、老人ホームが増えていたり、田んぼやお店が無くなって、新築の家がバンバン立っていたり、あ、昔のあの町並みはもう無いんだなって考えさせられたり、、でもなんでこんなに建っているんだろうって考えたことがなかった。帰ったらまた町の見方変わりそうだな~

ここに書かれていない内容も、どれも凄くリアルでした。
貴重なお話、ありがとうございました。

夜はのみ!!お酒弱く、顔真っ赤です!!!楽しかった!!
Mちゃんとこの日でお別れでした!さみしすぎた!本当にありがとう!!


恵まれた環境過ぎる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?