but with YOU!
こんばんわ、お久しぶりです。ただいま、2020/07/17 2:02でございます。
バイトから帰ってきて、手洗いうがいして、風呂入って、パソコンに向き合っております。ですが、更新されてるのは多分10時頃だと思います。深夜に書いた文をそのままネットの海に放流する勇気はありません。
更新するたびに坂道のことばっかで、坂道に何か起きたときにしか書かないんじゃないかなんて思われてるかもしれないですけど、そんなことないです。いつでも何か浮かべば書きたいのですが、こう、坂道関連のことになると文章になりきれてない胸の中のソワソワが一段と大きいのかもしれませんね。
あ、ちょっとだけ実生活のお話をしておくと、大学は前期すべてオンライン。今は学期末レポートに追われております。学期末レポートをやらなきゃいけないのですが、今日はこっちで文章が書きたい気分ですね。というか、書かなければという使命感があります。
こんなNote界の隅っこにいる僕の記事を読んでくれている時点でありがたいのですが、お時間に余裕があればそのまま今回も読んでいただければなと思います。見出しもつけておりますので、気になるところだけをつまみ読みしていただくだけでもうれしいです。
今回のライブについてもっと詳しいことが知りたい方は、ねとらぼさんの1万字レポートや、グランジ遠山さんのブログをご覧いただければと思います。すごいです。
20200716
日付で言うと昨日ですね。7/16に『KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU !』と題して、欅坂46による初の無観客ライブがありました。
正直言って、チケット買うのをかなり迷っておりました。かなりどころか、開演の30分前までチケット購入ページで「うーん」となってましたね。
平手さんも脱退してしまい、この頃すっかり日向坂46にシフトしていた僕にとっては即決という判断には至らなかったのです。ですが、謎の重要メッセージ、ライブ前日のメンバー全員ブログ更新。明らかに何かがおかしいんです。東京ドーム公演でもこんなことなかったのに。という疑問と共にメンバーのとてつもない覚悟が伝わってきたのです。
開演30分前『チケット購入』のボタンを押した理由は、「これは見逃すと一生後悔することになりそうだな」と、直感で感じたからでした。
僕のきっかけは、欅坂46
これはどこかでも話した気がするのですが、思い返せば僕がここまでになってしまったきっかけは欅坂46にあります。
ある友人が当時の最新シングル「風に吹かれても」を紹介してくれたところから始まりました。当初は斜に構えていた自分も、あっという間に欅坂46という存在、そして平手友梨奈という存在に引き込まれていくのでした。
そこから数年間、僕は小走りほどの速度で彼女たちを追いかけつづけました。
握手会などは行かなかったものの、アリーナツアーも欅共和国2019も行きました。アイドルなんて眼中になかった自分にとっては、とてつもないことです。
そんな中、ある時を境にメンバーが卒業が目立つようになり、9thシングルである「黒い羊」から選抜制が取り入れられ、個人的には嫌な予感のような、違和感のような、そんな曇り空広がる空気感を感じていました。
続いた絶対的エース 平手友梨奈の脱退。これは業界問わず、様々な人たちに衝撃が渡った出来事だったのではないかと思います。
個人的にこの時点で、グループにとってはかなりの大打撃。平手さんがどう、という話ではなく「全表題曲のセンターを務めた人間がグループを去ってしまった」という面でのダメージがとてつもないなと、感じました。
当然、紅白歌合戦やその他のライブシーンでほかのメンバーが代理でセンターを務め、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた経験だってあります。ですが、「欠席」と「脱退」って小さいようで大きな違いだと思うんです。
世間の目線で言えば、「平手さんが休んでいるので代理でセンター」というのと「平手友梨奈が抜けた欅坂46での、新センター」って、画で見れば全く同じでも、イメージはまるで違うんじゃないかなと。
僕はそんなところに注目をしながら、今後の活動を見守っていければいいなと思っていました。
と、ここでちょっとした矛盾が生じますね。
先ほど、しばらく日向坂46にシフトしてたって言ったり、実は欅坂のファンクラブも抜けてしまっていたのですが、完全に関心が無くなってしまってたわけではありません。
最推しだった平手さんが脱退してしまい、熱視線を向ける対象ではなくってしまった、というだけです。2期生含め、他のメンバー方も好きでしたので、今まで通りけやかけは見てましたし、ブログも読んでたりで、活動はマークしていました。紛らわしくて申し訳ないです。
買ってよかった配信ライブ
そんな色んな気持ちを抱きながら鑑賞した今回のライブ。結論から言って、買って大正解でした。僕が抱いていたすべての不安をすべて拭ってくれるような素晴らしいライブでした。「やっぱり”欅坂46”が好きだったんだな」って再認識させられるいい時間でした。鳥肌とまんなかったです。
一番びっくりしたのが、テレビなどで見ていた「代理センターでのパフォーマンス」とは、全くもって空気感が違います。
楽曲もすべて新体制仕様にリニューアルされていて、もう「代理センター」が行うライブではなく、完全に欅坂46としての、1つの完成した楽曲になっていました。
エキセントリックの「差出人のない噂の類い」も、このライブではバッチリ直ってました。
また、1曲1曲でとても演出が凝っており、ライブなのにMVを見ているような、そんな世界観に引きずり込まれていきました。
途中から感じたメンバーの変化
セットリストに従ってライブは進行していくわけですが、(セトリは記事の一番最後にセトリあげてます)途中である違和感?に気がつきました。
9曲目「風に吹かれても」から急に、カメラに抜かれるメンバーの顔から明らかな”儚さ”と言いますか、とても寂しげな雰囲気を感じたのです。
楽曲が「風に吹かれても」なので皆さん笑顔なのですが、目の奥から笑顔の裏に潜む寂しさ、儚さを強く感じた1曲でした。
この表情を見た瞬間「これは絶対何かあるんだな」と確信しました。
重要なメッセージ
そして、圧巻の「ガラスを割れ!」が終わった後、メンバーが三角形になり、頂点にいたキャプテンが話し始めました。
「私たち欅坂46は、この5年間の歴史に幕を閉じます。そして欅坂46とは前向きなお別れをします。10月に予定している欅坂としてのラストライブにて、活動に区切りをつけさせていただきます。そして新しいグループ名となり、生まれ変わります。」
と。まさかの改名をするというのです。なんとなく予想がついていながらもビックリしました。「まさか欅坂46が改名とは」と。
つい先日配属された坂道研修生がまだ配属されていない頃も、様々な憶測が飛んでおり、運営元がある坂道名のドメインを取得している画像が出回ったりもしました。それはもしかしたら今回の為に用意されていたモノなのかも。とピンと来ている自分もいました。
ちなみに僕は改名に関して、悪いことだとは思っていません。
僕の好きな[Alexandros]だって[Champagne]から改名してますし、オードリーだってナイスミドルから、日向坂46だってけやき坂46から改名してますしね。
これに関しては当然、皆さん意見があると思いますので、皆さんは皆さんの意見を尊重していただければと思います。
ラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか」
最後に披露されたのが欅坂46名義で最後のシングルとなる「誰がその鐘を鳴らすのか」でした。イオンカードやタフマンのCMなどで「砂塵」「10月のプールに飛び込んだ」など様々な未発表曲がある中で表題に選ばれたのがこの楽曲。「これが表題か~!」と少し高揚した気持ちがどこかにありました。
歴代アーティスト写真が流れた後、メンバーの皆さんは欅坂46にしては珍しいノースリーブ衣装で登場。
夏っぽく、とても爽やかな衣装でした。
センターの小林さんの語りかけから始まり、楽曲もどこか哀愁漂うような、素敵な作品でした。
楽曲中にウルウル来てしまっているメンバーも居たり、必死に問いかけるように表現をしていたりと、欅坂への想いの強さがより一層伝わる素晴らしいパフォーマンスを見せていただきました。
この「誰がその鐘を鳴らすのか」は、ラストシングルとしてふさわしい楽曲だなと素直に思いました。
改名という選択。
改名について様々な意見があるようですが、僕はこのタイミングでの改名は、いい意味での区切りになるのではないかと思います。
正直、欅坂46名義でこのまま活動を続けていくのは厳しいんじゃないかな、と思っている自分もいました。平手さんが脱退し、一部では「平手一強」「”平手がいない”欅坂」と言われていたり、ネット上で貼られてしまった多数のレッテルは、そう簡単に剥がれるものではありません。
このような声が溢れる中で活動していくのは、果たして本当にメンバーの為なのだろうか、とも考えたことがありました。当然、メンバーの皆さんは「新しい欅坂46」を僕たちに見せるために、かなりの努力をしてくださっていたのだと思います。
でも、このまま先の見えない道をただ歩いて行くのなら、メンバーのためにも、グループのためにも、僕は改名と言う選択は正しい選択だったのではないでしょうか。
メンバーの皆さんは、「欅坂」という名前に言葉にできないほどの想いを抱えていらっしゃるのだと思います。これは当然のことであり、そう簡単に改名を受け入れられるものでは無いと思います。
もちろん、正しい選択だったのではないか。と言いつつ、多少残酷に感じしまう僕もいます。果たして、ほんとに彼女達の5年間を奪う必要はあったのか。奪うという言い方も変かもしれませんが、本当にわざわざ看板を取り替える必要があったのか、疑問なところでもあります。
仮にこれが、メンバーの本意では無い、運営の「エゴ」だったとしても、彼女たちならまた必ず、私たちの前に現れ、輝いてくれます。
先日、Mrs. GREEN APPLEさんが「フェーズ1」を終了されましたが、欅坂46もある意味での「フェーズ1」が終了したのではないかと思います。
10月のラストライブを終えたら、欅坂46は新生坂道グループとして、また私たちの元へ欅坂46時代に負けない強いメッセージ性と、圧巻のパフォーマンスを提供してくれるはずです。
生まれ変わっても、あなたと共に。
「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」
2020/07/16 OPEN 19:00 / START 19:30
OVERTURE
01. 太陽は見上げる人を選ばない
02. エキセントリック
03. 東京タワーはどこから見える?
04. Student Dance
05. Nobody
06. アンビバレント
07. 大人は信じてくれない
08. 避雷針
09. 風に吹かれても
10. ガラスを割れ!
11. 誰がその鐘を鳴らすのか?
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