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バンド練習の大事件

教えてテラコッタのバンド活動として、
週に1から2回リハーサルスタジオで集まり練習をする。
その際の出来事である。

私は練習前に下北沢でフラフラと古着を見ていた。
すると、たまたま入ったお店で目の前に飛び込んできた

「これだっ!」と言わんばかりに神々しく主張してくるミリタリーパンツ。

試着してみると、悲しいことにサイズは無茶くそきつい。でも、店員さんには言えない。

しかしながら、頑張れば履ける。(心の声:頑張ればはけるから大丈夫だ!)

店員さんには

ピッタリでいい感じですね」と私は清々しいほどのウソをつき、思い切って購入。 (さらば8千円~~~)


私の事なので、買ったもんだから早く履きたくて仕方がない。練習までの時間を逆算(こいう時だけ謎の高速暗算能力を発動するのである)
計算を終え、間に合う事が確定したので、練習の時に着ていくためにとりあえず即帰宅! 

もうウェストがキチキチでチャックがバースト寸前!(;´Д`)

※以下からは筆者が好きなアニメ要素が強くなっておりますが、どうかお付き合いください。

「片手で生地を抑えもう一方でジッパーを上げて、それでも履けるって醒めない夢でも見てるつもりだったんだ。。。辱めを受けに行くわけじゃない俺が本当の変態だってことを確かめに行くんだ。キリッ」

そう考え私は無理矢理にぱっつんぱっつんのパンツを履き、練習へ向かった。

現場に到着し、練習が開始された。そして今回の事件が起こる。

私は、練習中にしばしばちゃんあず(ベース)の目の前で膝を酷使した体を上下に動かす謎のダンスをしながらギターを弾くのだが、もうこの時点で、壊滅的にあほな私はぱっつんぱっつんのパンツをはいていることを忘れている。数分間上下運動を繰り返したのちに、

ぱっつんぱっつんのチャックは

「ミチンッ パンッ!」と悲鳴を上げた。

ちゃんあずはその瞬間を目の前で見ていた。

その日彼女は被害者になり、見事私は不明名誉な自らの下腹部を晒す加害者になった。