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それでも弓道はじめますか?

ツルネというアニメが数年前にあってから、
弓道はキラキラしたものだと思って
はじめる方もいるのですが…
弓道は生涯スポーツなので、
お年寄りがとっても多く、
キラキラした少年少女青年はあまりいません
残念なことに50代若手です
キラキラしたお年寄りはいますよ
なので、ツルネにあこがれてはじめるのは…
ちょっと違う気がします。

冒頭で申し上げた通り弓道は生涯スポーツです、
なので高齢者が多いです
高齢者がとっても多いです
数ではかないません。
更には、序列主義的なところもあり、
年上の高段者には逆らえません
会議があって、意見を言っても
前例主義的なことばかりで、
何も変わりません
というか、何を言っているのかも分かりません…
何のための会議なのだろうか???
なので、賢い人は会議に参加しませんし、
しても何も期待せず、早く終わらせることに全力を尽くします

人が使っている道具にケチをつけます
平気で人の道具にケチをつけてくるのです…
弓道具店で購入したものなのにです…
きっと見栄を張らないと死んじゃう病にかかっている人たちが多いのだと思います

それから、
初心者にも高額なものを薦めてきます…
長い目でみれば…という事かもしれませんが、
未経験者が入会して、だいたい半年ぐらいで
半分の人がいなくなります
そのくらい弓道は難しいです
特に大人からはじめた人は楽しく感じるまでかなり時間が必要です
高段者の方はそれを承知のはずなんですが…
初心者の方が高いゆがけを購入して
半年後に辞められると悲しくなります

国体選手や元国体選手はえらいです。
もう、誰も逆らえません
自分のことだけしかやらないのに、
県のため、みんなの為に出場してんだぞ感がすごいです
注目しているのはごくごく少数なんですが…残念なことに気づいていません
でも、不思議と上手な人は少ないです
皆、冷ややかな目で見ています
だって、自分のことばかりで、組織の仕事をしないんだもん
ちょっとかわいそうです

イベント(射会)は日曜日です
日曜日に仕事やほかの用事があれば
参加できません。
それから、車が無いと不便です
弓道場は不便なところが多いうえ、駐車場が狭いところもあります。
車を停めるところが無いので乗り合わせが推奨されます
他人の車に同乗するのが苦手な人はイベントに参加できません

射会に参加したら他の道場の知らない先生が高圧的です
びっくりします、
知らないおじいちゃん、おばあちゃんが
突然怒りだします!みんなびっくりします。

年に数回審査があります。
審査を受けて合格すれば、段や級などが認可されます
審査もほぼほぼ日曜日です、まれに土曜日があります
なので、週末仕事の人は審査は受けれません
弓道は序列主義なので、審査を受けないとペーペーです

審査料を払って受審します。
段位が高くなるにつれて審査料が高くなります
審査内容はフィードバックされません
ただ、合格したかしてないかだけです
なので審査に落ちても、何が悪かったのか反省材料もありません
今時珍しいです…
セバスチャンが怒った理由もわかります

今は野良弓道愛好家として
近隣のいくつかの弓道場へ
気の向くまま行っているのですが
地元の弓友会への入会に誘われます
でも、すべてお断りしています
雑用押し付けられるの目に見えてますし、
土日に朝から弓道やるほど時間に余裕がありません 

弓道人口は減っています。
でも、ツルネ効果なのか、学生の競技人口は多いです
でも社会人になっても続ける人はわずかです
弓道連盟は少し焦っているみたいですね

弓道はほぼほぼボランティアで成り立っています
なので、多くの地域の弓道会では月謝はありません、運営費だけです。
なので、勘違いしてはいけません。
運営費を月謝だと思っている人がいます
弓道の指導は善意によるものです
カルチャースクールのように、先生が教えてくれると思っていたら、大間違いです。それだけは間違いないようにしてほしいものです
ある程度は上達するために自己解決する必要があります
自己研鑽を怠る人は残念ながら上達しません
まぁ、でも、
現状の組織運営に無理が生じているのだと思います

しっかり月謝をもらって、責任もって指導するというスポーツクラブ的な組織運営の方が時勢に合致していて健全だと思うのですが…

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