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あなたは「降水確率〇%」でカサを持っていきますか?
「今日の東京の降水確率は30%です。」
みなさんも天気予報などでよく耳にするフレーズだと思います。
降水確率30%、みなさんはカサを持っていきますか? わたしは持っていきます笑
さて、この「降水確率」どういう意味なのか、どうやって計算しているのか気になりませんか?
01.降水確率とは?
予報した区内で一定の時間内に降った降水量の合計が1mm以上になる確率のことです。降水確率は0%から10%刻みで発表されます。
ちなみに、この確率は過去の予想データから統計的に処理されています。
冒頭の「東京の降水確率30%」とは、過去に東京で同じ気象条件が100回あったとして、そのうち30回で1mm以上の降水があったということを意味します。
02.降水確率≠降水の強さ
降水確率が100%と降水確率が30%では、100%の方が雨足が強い感じがしませんか?
実は、降水確率と雨の強弱は関係ありません。つまり、降水確率100%でも弱い雨、30%でも土砂降りの雨の可能性があるということです。
降水確率は1mm以上になる降水が降る確率なので、降水確率だけでは雨の強さは評価できないのです。
降水確率は雨が降る目安にとどめ、どれくらいの強さの雨かを知りたいときは予想降水量をみて判断しましょう。
03.降水確率0%でもカサは持っていけ!?
降水確率での降水とは1mm以上になる降水のため、0.5mmなどの1mm未満の降水は考慮されていません。
そのため、0.5mmになる降水が降る確率が100%でも、天気予報の降水確率は0%なのです。
降水確率が0%でも、外に出て雲行きが怪しかったらカサを持っていくことをお勧めします。
04.まとめ
今回は、降水確率についてお話していきました。
梅雨の季節になり、みなさん降水確率に注目すると思います。
降水確率が低くても、土砂降りの可能性があるということに気を付けて過ごしていきましょう。
お出かけの際は、折り畳みカサをバックにしのばせておけば安心ですね🌂