ワールドトリガー感想 243話 ジャンプSQ8月号
各隊制作したトリオン兵を使った戦闘シミュレーションの結果発表回。
健闘した若村隊は4位につけるが、総合ではいまだ最下位。
1位との差が2500ptはきついな~
序盤に作られた共通課題の差を今後どれだけうまく立ち回っても巻き返すのは難しそう。
佐伯から評価されているところを見ると、同じ銃型を使うガンナー界隈で若村が可愛がられているのがなんとなくわかる。
修の戦術が功を奏し、結果として戦闘シミュレーション1位になり、総合でも2位に。
でもまだ1位の水上隊とは1000ptくらい差があってキツい。2位なのに。
うそつきブロッコリーの戦略の効率が良すぎた。あいつ賢すぎる。
修が得意なとこで評価されてんの自分のことのように嬉しい。
諏訪が気を回してくれてるお陰ではあるけど、その役目をしっかりこなしていくのは流石メガネ。
すんごい細かい変数も見逃さず有利に働かせていく観察眼と発想力、そして真面目さがコイツの武器なんだよなぁ。
若村隊の高順位にカトリーヌもご満悦。
「メガネ」を悪口に並べることで修もついでに刺している気がして面白い
修と遊真の主人公対決は遊真に軍配が上がった。
修の戦略は陣形を組むことが前提なので、とりあえず突っ込んでぐちゃぐちゃにする遊真の策とは相性が悪かったようで。
傭兵として戦場を渡り歩いてきた経験との差なのか。
千佳の作ったレプリカ顔のトリオン兵「遊真くん」を見て自らのケツを叩くメガネ。
コイツ汗かかずに真面目な顔してると男前だな……
同じく千佳制作のトリオン兵を見て、エモフェイスを見せる野生の男前こと遊真。
どこか嬉しそうな切なそうなアンニュイな表情で心を揺らしに来る。
男性恐怖症の女の子が恐怖に囲まれながらも前より喋れるようになっていて涙。
A級エリートちびっ子達の意見が今を優先するか先なのかで分かれている。
喋る機会が増えたことで志岐のコミュ力が微増したが、
総合順位を上げることを考えると共通、分担課題の処理速度はやはり重要なので、双葉の言うこともかなり理解できる。
この課題は試験を通して負荷をかけ続けるための要素として設けられたもんなのかもしれない。
そう考えると、自分の能力と隊員の能力を考慮して一人で戦闘シミュをこなして課題を優先させたブロッコリーが改めてかなり優秀だよなぁ。
でも、実際水上隊は効率を求めた結果チーム内不和が予想通り発生し、荒船という隊長経験者と有能大和撫子オペレーター今のファシリテート、物分りの良すぎる有能隊員2人といった周りの支えで持ち直した経緯があるので、チームを程よくまとめた上で、都度役割を割り振りって処理し続けている諏訪の方がより「隊長」って感じがする。
生真面目揃いの村上隊はその真面目さから来る学習能力を最大限発揮するため、対策の対策の対策の対策を練るらしい。
柿崎隊はトラブルメーカー別役太一が特別課題で満点を取り、調子に乗るかと思いきや「周りの期待を背負っている」と主人公フェイス。
元より発想力のある奴だったけど、救護用トリオン兵のアイディアはマジでいいよね。
試験開始からある程度時間が経って隊ごとの強み弱みがそれぞれ出てきてる気がする。
これまでの結果の差は何に要因があるか?についてA級有能オペレーターガールズでも意見が分かれていた。
隊長の舵取り説、隊員の能力不足説 これを唱えているのがそれぞれ、隊長の草壁と隊員のマキリッサ(実際にはこの女が仕切っているであろうに)であることから。
自身の立場と経験、そして責任による視点からくる意見であることが何となく分かる。
「それぞれが責任感じてんのか、士気が高くていいなぁ」と若いのが意見をまとめていた。
オペレーターにも関わらず隊長をやっている草壁の掘り下げがもっとほしい
木虎被害者の会の一人かつ他に類を見ない立場、そして修と同じ15歳なので何らかの絡みあれと常々思っている。