ワールドトリガー感想 241・242話 ジャンプSQ6月号

ヒュースを使い、隊をまとめることができたジャクソンの成長を感じつつ、
諏訪7番隊がやたら勝ちそうだなってとこで終わった前回。
狙い通り勝ち進めてきている若村11番隊と諏訪7番隊の戦闘から。

修が案の定仕掛けてきた。相手を動かしつつコスパのいい作戦で実に修らしい。
時間制限を設けてパフォーマンスを上げる発想は烏丸譲りなのでは?という他の感想に目からウロコだった。
序盤の戦力差を後半覆せないという、前回までの戦闘シミュレーション試験を踏まえてるのもありそう。
ジャミングで伏せておいたり、射撃の順番を工夫して時間制限を気付かせなかったり。
細かいとこで相手を騙すのをうまいこと使うよなぁ~
「どうやったらこんな発想思いつくんだ…?」なんて言われてますけど、個人的には家庭教師をしていた麟児が修にこの考え方を仕込んだんじゃないかと妄想しててぇ……あいつなんかネイバーっぽいし……
でも修にはナチュラルであの考え方できてて欲しいのもある。

続く歌川1番隊、遊真が語っていた通りの展開だけど思ったよりも画面の情報量が多すぎた。
考えさせて強み押し付けて勝ち切るってシンプルで自分らは何も考えなくていいから、駒の操作も簡単でその間他の課題も進みそうですんごい効率的。
遊真って要領いいよな~

今回圧勝した両隊とも、継戦を意識しバランスを取りたがるボーダーの戦い方とは真逆で、勝ちきれるとこにリソース割く短期決戦型のネイバー感。
ヒュースもネイバーなだけあって短期決戦の策にすぐ思い当たってたようです。
ベイルアウトが無いネイバーでの戦争では初見殺しがぶっ刺さるんだと思う。
個人戦の話になりますが、遊真がやりにくい相手に学習するSE持ってる村上がいるし、ランク戦第2戦でもログで動きを見られたスナイパーの半崎にも避けられてやりにくさを吐露してることから、遊真の強みは「要領良く初見殺しすること」で、それこそが戦争を通して学んだネイバーの効率的な戦い方なのかなぁと感じた。

諏訪7番隊と歌川1番隊の勝敗はどうなの?ってなるけど、修達の陣形が整う前に情報量の多いドドド部隊に蹂躙されそうな気もするし、ドドド部隊が接敵する前に狙撃部隊に数を減らされて逃げ切りできそうな気もする。

この2隊が尖ってただけで若村11番隊の戦績は全然悪くない。
個人的にはジャクソンが隊長として舵取りをし始めたのが嬉しい。
隊長に必要なのは「同じ目的に向かって全員を方向づけること」だと思っているので、迷いはあっても決断して指示して隊員を動かせているジャクソンは隊長ちゃんとやれてると思う。
ヒュースも出しゃばることなく自分の役割を果たそうとしてるところに実直さというか軍人の真面目さが出てるな~と感じる。



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