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New外見力
こんばんは、大手町くずろうです。
本日は「アフターコロナに求められるNew外見力 」について考えてみたい。
見た目と年収の関係
経済学者のダニエル・ハマメッシュ氏が書いた"Beauty Pays(美しいことは価値がある)“という本があります。非常にざっくりいうと、美男美女とそうでない人では生涯所得が4760 万円も違う!ということが書かれているようです。(実は読んでません、笑)
くずろう的に勝手な解釈をするとこれは“ハロー効果”と“ピクマリオン効果”のいい循環によるものと思われます。
ハロー効果とは!
「人や物事を評価するとき、一部の目立った部分で
すべてを判断してしまうこと」
・イケメンだと仕事もできそうとか
・英語が話せると頭がよさそうにみえるとか
・弁護士や公認会計士は専門外のことでも詳しそうとか
・黒帯だとなんか頼りになりそうとか、
ピグマリオン効果とは!
「人は他者に期待されるほど意欲が引き出されて、
成績が向上する」らしい・・・(教育心理学の法則のひとつ)
・上司やお客様からは期待をもたれることが重要
・期待をもたれると、自然と成果はついてくる
Beforeコロナの社会では・・・
中途で入社したというコンサルの彼、背が高くって、顔もいい。名刺の肩書もいいし、すごい資格をもっているみたい。紙の資料で説明してくれたんだけど、めくるときに爪がきれいで清潔感もあった。
な、なんか、仕事できそう。(ハロー効果)
期待できそう。(ピグマリオン効果)
と、期待をもたれた結果、彼の意欲は引き出され、評価も上がり、年収も上がります。素敵だ。
実際は特別仕事ができるわけでなくても、こういう素敵な誤解をきっかけで、人に「期待」されて、仕事ができるようになれば最高です。
でも、Withコロナ、Afterコロナでは・・・
例えば・・・
[外見を補正する]オプションが選択できてしまう(Zoom)
・外見は補正できてしまう!背が高いかもわからない。
・離れているからそもそもにおわない。
・爪が伸びててもわからない。
・背広にフケがついていてもばれない。
名刺交換はもはやしない
・名刺交換でアピールしていた肩書とか記載資格とかアピールできない
では、New外見力ってなにか?
素敵な誤解を与えて、相手に「期待」してもらうことが効果的。SNSでの発信はより重要度が増しているかもしれません。
実際、面会前や面会後にネットで相手のことを調べたりすることが多くなった気がします。
・SNS上のプロフィールがあればひととおりみてしまう。
SNSのプロフィールは、名刺よりも情報量が多い。ジャズが好きだとおしゃれっぽそうだし、空手やっているとか書かれていると、本当は弱くても頼りがいありそう。
・Twitterアカウントとかあればどんなツイートしているかもみたりしてしまう。
「簡潔でわかりやすい」イケてるツイートがあるとデキそう。
・Noteとかもあれば記事を確認したりしてしまう。
記事がたくさんあれば、引き出し多そう。
・YouTube動画があればそこで話をしている内容とかもみてしまう。
編集スキルによっては、美男美女に編集できそう、笑。
さて、とはいうものの、SNSでの発信がNew外見力だったとして、「中身<外見」ってことではありません。見た目(外見)がいいと、中身に興味をもってもらえるチャンスが多いということです。
中身がもちろん重要なんだけど、中身をみてもらうための努力を惜しまない力が、外見力なのだと思う。結果的に評価されるべきは中身だが、みてもらうべき中身への入り口をたくさん用意しておくことができる時代になりつつありますね。
以上、「日々の何気ないツイートもひとつの入り口になりえる」のだと思ってしまった大手町くずろうでした。
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