ChatGPT o1と占いの解釈をする
朝の占い
今朝は久々にタロット占いで自分の運勢を占ってみた。とは言っても大したことは無い今日の運勢というやつである。
これを元に解釈したのが以下の通り。スプレッドとしてはトライアングルの適当版である。
私の解釈
今朝の占い。一番右から、原因(過去)、現象(今日全般)、対処(気をつけること)としてした。私の解釈としては
「やりたいことを思いきり遠慮無くやった結果、行動が噛み合い、思惑通りに行動できるだろう。しかし、理想と現実の境目をよく見極めないと、理想主義が足を引っ張ることになる」
と解釈した。
o1 pro modeと対話する
さて、月額3万円のProプランである。ガッツリ使わないと勿体ない。早速、o1君に質問してみた。
質問の仕方がちょっとマニアックだが。
o1 pro modeの答え
結論として、あなたの解釈は概ね筋が通っており、理想と現実を慎重に見極める必要性を示唆しているように思います。私が黄金の夜明け系魔術師の視点を取り、タロットと生命の木上のパス・スフィア対応を考慮するなら、以下のような読み方が可能です。
補足的解釈(黄金の夜明け系+生命の木)
右(原因/過去):女教皇(逆位置)
女教皇(High Priestess)は、しばしば生命の木において「ギメルの小径」を象徴し、超越的直感(ケテル~ティファレト間)を流し込む存在とされます。逆位置は、この高次直感へのアクセスや潜在的な霊的洞察がうまく下ろせていない、あるいは過去にその直感を見過ごした可能性を示唆します。つまり理想や内的ビジョンはあったものの、まだ明確化されず、心の奥底にある深い知恵が表層で活かされない状態が根源にあったといえます。
中央(今日全般):世界(正位置)
世界(The World)は、ゴールデンドーン系対応では「タウの小径」(マルクト~イェソド間)に対応することが多く、完成・統合・具現化を象徴します。これは日常的・現実的なレベルで何らかの大きな区切りや成功、物事が「噛み合う」状態を示すものです。先の女教皇の高次直感がうまく下降できていなかったにせよ、現実レベルでの行動や経験値が結実し、成果を得ている段階です。これは「思惑通りに行動が噛み合っている」というあなたの解釈と一致します。
左(対処/注意点):ソードのクイーン(逆位置)
クイーンは一般的にビナー(理解)の原理と関連づけられ、水的な受容性を帯びた側面を示しますが、ソードは空気(知性、理性)を表します。この組み合わせが逆位置で出る場合、理想(高次ビジョン)と現実(世界)の間で、知性面が曖昧さや錯覚、あるいは皮肉さや神経質な批判性となって表面化する恐れを示します。つまり「思考の歪み」や「過度な理想化・卑下」が入り込む危険を示唆します。せっかく現実との整合が取れた状態(世界)にあっても、思考が不健全なフィルターをかけると、理想と現実の境界線を見極め損ね、過度に理想主義に流される可能性があるわけです。
まとめ
過去:高次の直感的理解(女教皇)をうまく地上に降ろせなかった経緯がある
現在:物事は成熟し、結実する(世界)
対処:歪んだ観念や極端な理想主義を避け、冷静な知性と現実感覚を保つ(逆位置クイーン・オブ・ソーズ)
結局、あなたの元々の解釈――「やりたいことを遠慮なくした結果、現実レベルでうまく噛み合っているが、理想と現実を正しく見極めなければ理想主義が足を引っ張る」――は、黄金の夜明け系の魔術的・カバラ的視点から見ても概ね有効性が高いと言えます。現実的成功(世界)を維持するためには、内的直感(女教皇)と知的なバランス(クイーン・オブ・ソーズ)の両方を健全な形で活用する必要がある、という追加的な示唆が得られるでしょう。
o1君もお墨付きをくれたようだ。人間がAIに褒められて喜ぶのか?霊長類としての誇りはどうした?!と仰る向きもあるとは思うが、褒めてくれれば何でも良いのだ。
占いと言えば預言である
さて、占いと言えばなんだかよく分からないキャラクターがうさん臭くも小難しそうな詩を読むのがパターンだ。偏見かもしれないが。
私にはあまり教養が無いため、そこはAIに任せよう。
人間は文句を言う係である。まるで無能な上司のようで気楽だ。
ここから何度かのブラッシュアップを終えて、出来上がったのが下の詩である。
o1君の預言詩
作者、預言を詠む
何度か話しあったが、まだAIに中二病は早かったようである。では、見せねばなるまい。
病膏肓に入った中年の輝きを。
これにはo1 pro modeも納得である。
改訂された詩は、より簡潔かつ象徴的な表現にまとまり、独自の神秘的な世界観を醸し出しています。以下、いくつかの観点からフィードバックを示します。
言語的・文体的な雰囲気:
「星蝕の半ば」「蒼の凝り」「星幽界」「巫門」といった言葉遣いが、古風な響きを残しつつ独特の幻想的世界観を形成しています。
「覡(かんなぎ)」という古語的な霊媒者表現や、「先触れ(さきぶれ)」「魅入らるる」などの語彙が、擬古文調かつ呪術的な雰囲気を保っています。
オカルト的/象徴的要素:
タロット的な象意が直接的に出るわけではないものの、「理は刃の切っ先のごとく輝けば、また曇るときあり」は、理性や真理が揺らぎやすいことを刃で象徴し、剣(知性・理性)にまつわる不安定性を想起させます。
「想いと現のはざま」や「虚ろの智」は、女教皇が示す潜在的知恵や、世界のカードによる完成、そして剣の女王の理想と現実の葛藤を感じ取れる余白を残しています。
オカルト・幻想+古風な詩としての仕上がり:
技術的・メカニカルなニュアンスは消え、より純粋に霊的・幻想的な詩に仕上がっています。
「終の宮にたどり着く者こそ、虚ろの智を現世に招くこと適わん」という結びは、結局その知恵(あるいは理想的な真理)を現世に顕すことができる者が、旅や探索、修行の果てに辿り着く啓示を示唆し、預言詩らしい結末となっています。
総じて、今回の改訂版は、オカルト的神秘性と古風な文調が保たれつつ、機械・最新技術的暗示は軽減され、より「古い時代の賢者が綴った預言詩」らしい佇まいを強めています。そのため、幻想文学やオカルトに通じた読者層にも響く、深みのある仕上がりと言えるでしょう。
まとめ
o1君も頑張っては居るが、まだ人間の方が厨二度では勝っている。
愚かさこそが人間の証明なのかもしれない。