献血についてアレコレ

本日(2022年7月14日)96回目の献血をしてまりました。
私見ですが、献血についてアレコレ書いてみようと思います。

私が始めて献血をしたのが確か大学に来ていた献血バスだったと思います。
そのあとはかなり時間が空いて、30歳前後から定期的に行くようになりました。現在はほとんど趣味となっていますが(笑)。

献血はなんのために必要?

人体には体重あたり約8%の血液がながれています。私が80kgなので、私には6.4Lの血液が流れていることになります。これが怪我などで血液が全血液量の約20%を越えて流れ出ると出血性ショックとなり、さらにそれ以上となると生命に危険が及びます。それを治療中に補うために輸血がなされます。

全血って?成分献血って何?

私達が献血に協力するときには、全血献血と、成分献血があります。
全血献血とは、人体から血液をそのまま提供することで、種類は200ml献血と400mlの献血があります。献血時間が短時間で終わることもあり、合間時間を有効活用できますが、個人的には身体への負担をほんの少しですが感じるところがあります。
一方、成分献血は、一旦取り出した血液から遠心力を用いて特定の成分(血漿や血小板)を取り出して、人体に戻す方法になります。
献血時間が比較的長くなり、余裕のある時にしかできませんが、これも個人的にですが、身体への負担はほとんど感じることはありません。

採血された血液には使用期限がある?

赤血球製剤で21日間、血小板製剤で4日間、血漿製剤で1年間となっています。人工血液などの研究は進んでいますが、現在では安全かつ有効な輸血を行うためには献血が必要となります。
是非待機期間が開けていて時間があるときは気にかけてくださいね。

献血できる人はどんな人?

受ける献血によってちがいはありますが、概ね17歳から69歳まで協力することができます。

献血できる場所はどこ?

献血ができる場所は大きな都市でしたら献血ルームがあります。
また、献血バスにて人が多く集まるところに出張して献血を募っていることがあります。
献血バスでは設備の関係から全血献血のみで、献血ルームでは、全血、成分献血のどちらかを選択することができます。

献血できる回数は?

血小板成分献血1回を2回分に換算して血漿成分と合計で年間24回以内。
400ml献血では男性で年間3回以内、女性で2回以内です。
年間であまり時間がとれないよーという方は、400mlの献血で、近くに献血ルームがあり定期的に行けますよーという方は、成分献血をご選択いただければいいかと思います。


とりあえず、いろいろと書き連ねましたが、より詳しいことは日本赤十字社のHPか、お近くの献血ルームにてお尋ねいただければと思います。
人にしかできない人助けであり、また献血をするために健康を維持するためにいろいろと生活を見直すきっかけにもなりますので、是非お時間があるときにはご参加いただければ幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!