【とっておきのフランス】無期限ストライキ Miiさん
私のパリ滞在生活で印象に残っていることの一つに、2019年12月から始まった無期限ストライキ中の出来事があります。
やっとパリに慣れてきて、冬休み沢山出かけるぞ!と思っていた矢先、メトロなどが使えなくなってしまい、留学先の授業は休講、パリ市内を歩く日々が続きました。
クリスマスの日、友人がパリに遊び来てくれる予定だったのですが、シャルルドゴール空港へ向かうバス停(オペラ座)へ行くまで一苦労… そのあとバスに乗れたはいいもののメトロが動いていないせいか道は大渋滞!予定していたよりも1時間半以上遅れて空港へ到着しました。
無事友人と出会えたものの、どう帰ろう…?と悩み、荷物も多かったのでタクシーを使うことにしました。タクシーの運転手さんは気さくな方でしたが、渋滞に引っかかった途端、少しイライラしてるご様子…
市内に入った途端、車が入り乱れるほどの渋滞にハマってしまいました。
すると、それをみかねた運転手さんは…
なんと、私たちを車内に残し、車道の整備をし始めました!
エンジンはかかったまま、いつ渋滞が動くかわからない中で取り残され…そんな中でも料金メーターはどんどんと上がっていきます。
15分ほどしてから交通整備が出来たのか運転手さんは戻ってきて、無事家まで送ってくれました。
このようなハプニングもパリならでは?!日本ではあまり体験できないものであったし、スト中だからこその貴重な経験だったと今は思います。
※この状況の時の写真は持っていなかったので、スト中に封鎖された駅の様子を!
Mii